- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251011527
作品紹介・あらすじ
雪が、おじぞうさんのあたまにおちかかりました。「やれ、つめたかろう。どうぞこれをつこうてください」おじいさんは、かさを1つ、おじぞうさんにかぶせました。
感想・レビュー・書評
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かさじぞうの本は、たくさん種類がありますが、
この絵が一番好きです(o^^o)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
年の瀬に小学校1年生の読み聞かせで読んだ本。
西村敏雄さんのあたたかみのある絵と
わかりやすい文章、
そして唄や音が心地よくおもしろい。
12月はクリスマス絵本を探しがちだけれど
お正月に向けた時期にぴったりの本です。
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枝に溜まった雪がお地蔵さんの頭に落ちてくる前フリはコントみたいwと思ったら、雪が落ちるたびにだんだん激しくなる『どすどす!』の効果音は案の定6歳息子に大ウケ。
以前に園で読んでもらったことがある彼は、笠を売りに行くおじいさんがお地蔵さんに手を合わせるところから展開を次々先取りし「これ大金持ちになるおはなしでしょ!」と何度も確認していたwそこ重要なのねw
夫や息子の好みで毎年正月らしさがない食卓なので「もちや さけがなくっても、正月は かならず きてくれる」の言葉に何だかホッとする。 -
山下明生さん(1937年広島県能美島生まれ、京大文卒、2004年紫綬褒章)の文と西村敏雄さん(1964年愛知県生まれ)の絵が見事なハーモニーを奏で、年越しのやさしい情景を描いています。この「かさじぞう」とても面白くて、そして素晴らしいです!
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4歳2ヵ月
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おばあさんにてぬぐいを買ってきてと頼まれる。
行く途中でおじぞうさんにお参り。
てぬいぐい売りと笠を交換する。
帰りに雪が降ってきたので売れ残った4つの笠のうち1つを被る。
おじぞうさんにどさどさと順番に雪が落ちるので、売れ残りの笠4つ、自分が被った笠1つ、てぬぐいを被せる。
夜、お地蔵さんの歌声が聞こえ、外に出てみると米俵などがどっさり。
普通はおじいさんの被っていたぼろ笠をおじぞうさんに被せるけれど、この本では、手ぬぐいにして功徳の度合いを増やしたとか。
おじぞうさんにどどどどど…と雪が落ちる場面は笑える。
西村敏雄さんだけあって絵もユーモラス。 -
4歳児に読み聞かせ。
息子の大好きな西村敏雄さん(絵)の一冊、なのですが
なぜか反応は薄かった印象。またタイミングを見て再挑戦しよう。 -
むかしばなしそのまんま。
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ももたろうにはまっている子のため、むかしばなし定番のかさじぞうも借りてみた。
貧乏で正月の料理が買えない状況が分かっているのかなあ…? -
・文章、絵ともにかなりアレンジされて(?)いて、昔話というよりももうオリジナルの域に達している。笠と手ぬぐいが出てくるのは著者の発想によるものだとのこと。
・擬音語が特徴的。
・巻末にかさじぞうが日本各地で様々なバリエーションを持つことが解説されている。
・とにかく、とてもユーモラス。