ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)

制作 : 上野 紀子 
  • あかね書房
4.11
  • (55)
  • (27)
  • (35)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 363
レビュー : 50
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251030115

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 1/29に読み終わった、活版印刷三日月堂シリーズ第二弾『海からの手紙』の第一話「ちょうちょうの朗読会」のお話しの中に出てきた本
    戦時中、お父さんの出征日前日にお墓参りに行った時にお父さんに「かげおくり」の遊び方を教えてもらい、お父さん、お母さん、お兄ちゃんと4人で「かげおくり」をして、空に家族4人の記念写真のような「かげおくり」をします。
    その後お父さんは出征し、お母さん、お兄ちゃんとも空襲ではぐれてしまいひとりになってしまったちいちゃん
    なつのはじめのある日、「かげおくり」をして、家族の待つ空にいったちいちゃん

    戦争でたくさんのちいちゃん、お兄ちゃんが、この世界にいました。
    いえ、いまでもいるのです。
    無限宇宙にうかぶ地球星が、たくさんの子どもたちのよろこびで光りますように。
    それを不可能と思うとき、すべては不可能になるのですから。
    という作者あとがきが心に響きます
    上野紀子さんの白黒の絵、真っ白な「かげおくり」の絵、ところどころに出てくるカラー
    戦争のおどろおどろしさは少なくシンプルさがよかったです
    『ねずみのチョッキ』の作者さん

  • 読み繋いでいくべき絵本。

  • 戦争のお話で、家族も死んだのも知らないで、ずっと一人で過ごすお話

  • http://naokis.doorblog.jp/archives/70_years_after_Aug15_1945.html70年目の敗戦日〜70年前の少年少女たちの証言に耳を傾ける

  • 図書館で。
    こんなん、泣くだろ。というわけで泣かされました。

  • 2017.3

  • 戦争の残酷さ、罪のない子供、家族を引き裂く。涙が溢れてくる。かげおくりという、昔遊びとともに、戦争のない世界を後世に伝えていく絵本の傑作かと思います。

  • 夏になるといつも戦争について考えさせらせる。
    こんなに悲しい家族は本当にたくさんいたのだろう…
    絶対繰り返されてはいけない。

  • 戦争は、絶対だめです。

  • こんなに悲しい話があるのかと切なくなる物語。絵も哀しい。焼け落ちた町で末っ子の女の子が家族4人でやった「かげおくり」をひとりで試す…。ううう。

全50件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

あまん きみこ(本名:阿萬紀美子、読み同じ)
1931年、旧満洲撫順市生まれの児童文学作家。 宮崎県出身。敗戦後に大連市から日本に帰国。19歳で日本新薬の代表取締役会長となる阿萬英明と婚約、大阪府立桜塚高等学校卒業と同時に結婚。その後、日本女子大学児童学科通信教育部に入学。そこで知り合った与田準一から勧められ坪田譲治主宰の「びわの実学校」に「くましんし」を投稿、以降同人で活躍。1968年、「びわの実学校」発表作品を集めた『車のいろは空のいろ』を出版、第1回日本児童文学者協会新人賞を受賞。同作が第6回野間児童文芸推奨作品賞に。
代表作として、小学館文学賞を受賞した1983年の『ちいちゃんのかげおくり』。小学校教科書に採用され、過去から今にかけ多くの人々の感情を揺さぶり続けている。その他代表作に、日本絵本賞を受賞した『きつねのかみさま』、『車のいろは空のいろ』シリーズなど。有名作は数多い。2001年、紫綬褒章受章。

ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)のその他の作品

あまんきみこの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヘレン・バンナー...
A.トルストイ
モーリス・センダ...
有効な右矢印 無効な右矢印

ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)を本棚に登録しているひと

ツイートする