ぞくぞく村の妖精レロレロ (ぞくぞく村のおばけシリーズ 7)

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 385
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (76ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251036773

作品紹介・あらすじ

妖精レロレロはかつらを愛用しています。髪の毛は、とりかえばばのところで、あるものととりかえてしまったのです……。

感想・レビュー・書評

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  • 姉妹って、どうですか?
    私も妹がいますけど、お互い忙しいし、挨拶をして世間話をするだけのなんの特別さもない関係です。姉妹を扱った作品は当然、極端に仲がいいか極端に悪いかになりますが、レロレロとメロメロの姉妹は、メロメロの大胆で突拍子もない性格からするとちょっと不思議なほど「大人っぽい」関係性ですよね。
    一見、レロレロが損をしていてかわいそう!にも見えますが、レロレロはメロメロの奔放さこそメロメロの魅力と認めて微笑みと共に送り出しているんだなと思うとほっこりします。そしてそのままとどまるのも強さですよね。メロメロはそんなお姉さんをハートの強さの源にしてまた飛び出していったんですよね。
    人魚姫を思わせる展開ですが、フランクに読みやすくまとまっていて読後爽やかです。

    ところで毎度オバタンの登場にはわくわくしてしまいますね。美女3人の薬作り道中と思うとなかなか贅沢な回でしたね…笑

  • メロメロとさいかいしてたのしくくらそうとしていたがふうせんおとことくっついていってしまったのでかわいそうとおもいました

  • 魔女のおばたんからもらったハートのベタベタガム、さてこうかはあるのかな?

  • オバタン特性ガムをもらえて良かった!

  • レロレロがオバタンからベタベタガムの作り方を教えてもらって作ったら、ハートの形だったのがびっくりした。

  • 妹に振り回される様子がほほえましいです。

  • こどもには楽しかったようです。出てくる土地の名前が「ちくちく森」「ひりひり滝」「ひそひそ川」なんて、なんとな~く感覚で想像できてしまうから面白い。
    木がトゲトゲしてるんだろうな、とか水がそろそろ流れているんだろうな、とかとか。
    私的には「恋愛話」でおちついたからなんだか釈然としないのです。
    こどもの本にこの結末かぁ~って思ってしまったのです。
    色んな妖精が登場するのも面白い。シリーズ物なので、また借りたいと思ってます。個人的には★ふたーつ。

  • タイトルからして、おもろそう!

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著者プロフィール

末吉暁子・作:神奈川県生まれ。児童図書の編集者を経て、創作活動に入る。『星に帰った少女』(偕成社)で、日本児童文学者協会新人賞、日本児童文芸家協会新人賞受賞。『ママの黄色い子象』(講談社)で、野間児童文芸賞受賞。『雨ふり花 さいた』(偕成社)で、小学館児童出版文化賞受賞。『赤い髪のミウ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。シリーズ作品に「ざわざわ森のがんこちゃん」(講談社)、「きょうりゅうほねほねくん」「くいしんぼうチップ」(ともにあかね書房)など多数がある。

「2015年 『ぞくぞく村のランプの精ジンジン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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