わかったさんのクッキー (わかったさんのおかしシリーズ 1)

著者 :
  • あかね書房
3.86
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本棚登録 : 1160
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (74ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251037510

作品紹介・あらすじ

ファンタジーの世界で、おかし作りのレッスン!ふしぎなかぎがおしえてくれるふっくら、あまーいロック・クッキー。わかったさんといっしょに、作ってください。

感想・レビュー・書評

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  • 友人が小さいころよく読んだ本として紹介してくれて購入した一冊。自分は全く知らなかったけど、あまりにお気に入りだというので気になって購入。ただの絵本と思っていたけれど、夢のなかとか天才の頭を覗いているようなファンタジー感が新鮮だった。大人が読めば話が飛んでいるように感じたり、シーンについていけなくて"?"になるけど、物語の筋を気にせず楽しめる幼子には楽しいシーンのオムニバスになってて面白いのかもとも感じた。むしろなにか筋すら感じられるのか。前から気になっていたけど、絵本って面白い。

    ...大人的には父母の発言厳しくない?とか「わかったわかった」しか言わない女の子?みたいな余計なことにもひっかかって、、はあ、大人になるってもう。と素直に楽しまないとなーと感じた。。

    続きでおすすめされたわかったさんのクレープとか同シリーズのこまったさん?も読んでみる。

  • クッキーのつくりかたがわかった

    • ここみさん
      私もこの本のおかげで料理が好きになりました☺️
      私もこの本のおかげで料理が好きになりました☺️
      2023/08/17
  • ねーね、にーにからの誕生日プレゼント(7歳)

  •  久しぶりにずっと読めていなかったわかったさんシリーズを。TOWN MAPでこまったさんの花屋さんを見つけて思わずニコリ。マノさんマリオネットたちが可愛いし、毎回わかったさんの髪型もおしゃれで憧れたなぁ。あのクッキーに載ってる赤と緑の丸いのの正体がドレンチェリーということをこの本で初めて知った。お家にクッキー型がなくてもロッククッキーなら手軽にできて簡単そう。クッキーといえば、森永のチョコチップクッキーやカントリーマアムが好物だが、綺麗なクッキー缶も久々に食べたい。
     幼少時からわかったさんのお母さんの最後のセリフちょっと酷くない?と思っていたけど、やっぱりちょっと厳しめ?普通に「美味しくできたらちょうだい」で良くない?

  • 謎の鍵で車を動かそうとしてるのは驚きましたが、鍵がキャラクターになるとは思っていませんでした。お菓子作りで軽量は大事だけど、「○○きっかり!」みたいに言ってるのが面白かったです。人形達が計量してる姿も可愛いけど、小麦粉を測ってる子は可哀想だったかなぁ。クッカーがお菓子の中でかなりの多様性があるものだと思いました!考えたら、組み合わせが無限大な気がする!わかったさんが作ったクッキーもそうだし、お客さんから貰ったクッキーもそう。自分好みが見つけやすいお菓子なのかもしれませんね。
    いつもの如く、最後にクッキーの作り方とアレンジ方法もありますよ。スプーンですくって形を整えたり、型を抜いて作ったり、棒状にして切ったりと様々!いっぱい作れるから、周りへおすそ分けもしやすいかなって感じました。
    私も作ってみたいなぁと感じさせてくれる作品でした!

  • すごく面白い物語でした。

    わかったさんが、謎のカギをとどけようと、車で運転しようと思ったところ...
    不思議なことがおきて、わかったさんは混乱!
    いつもの人のはずなのに...?
    なぜ300かいなのに...?

    わかったさんは、メジャさんのロック・クッキーの作り方を見て、
    自分で作る。
    不思議なことがおわったと思ったら?
    なぜかあの人が...!
    気になったら読んでみてください。

    絵があるので、どんなかんじかわかりやすかったです。
    不思議なことがおきて、どうなるのか!と思いました。
    300かいのボタンをおしたあとが面白かったです。
    なぜ300かい?それはないしょ。ネタバレになってしまうので。

    さようなら。また感想を書きますね。

  • 一年生の娘に買って読んだ本。
    懐かしいけどこんな内容だったんだ!と喜んでたのは私。全巻揃えたいなぁ。面白いから。

  • 【図書館本】こまったさんよりわかったさん派だった小学生時代。この本片手にクッキー作りをした記憶が。懐かしい。あと子供のころはこまったさんより字が小さく多かったので少しお姉さん気分になっていたのもいい思い出。
    けど今読むと「こまったわ」と言われるより「わかった、わかった」と言われる方が腹立つなwww

  • わかったさんシリーズ。クッキーだいすき。

  • 昔、小学生の頃に学校の図書館で借りて読んだなぁ~!
    と懐かしく思い、大人になった今改めて読みました。

    設定は覚えていたものの、ストーリーは忘れていたので、ほぼ初見の気持ちで読みました。
    面白くてサクッと読めたので30分かからなかったと思います。

    絵も多めで可愛くて、お話も不思議な感じでワクワクしました。クッキーのレシピも、作中ではお話に馴染むように組み込まれていて、巻末にはしっかりとレシピが掲載されています。

    なんだか自分まで一緒にクッキーを焼いている気持ちになれて楽しかったので、実際に焼きたくなりました。クッキーをオーブンに入れて待っている時に香ってくる美味しい香りが、こちらにまで届いてくるかのようでした。

    私は専ら「食べる専門」ではありますが(笑)
    楽しくお菓子づくりが学べて、お菓子づくりにいいイメージができる、とても良い作品だなぁと思いました!

    将来、自分に子どもができて、子どもがこれを読んで「つくってみたい!」などと言ってきた時は、
    ダメと言わずに、
    その、やってみたい!という気持ちと
    お菓子や料理をすることに対する前向きな気持ちを
    上手に育んであげたいです。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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