マガーク少年探偵団!(1)こちらマガーク探偵団 (マガーク少年探偵団! 新装版 1)
- あかね書房 (2003年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251041111
作品紹介・あらすじ
引っ越してきた少年の野球ミットが紛失した。マガークとウィリー、ジョーイ、ワンダの4人は「少年探偵団」を結成して、犯人を追いつめる!
感想・レビュー・書評
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先日読んだ本に出てきたマガーク探偵団。実は私も子供の頃一冊持っていました。5巻目の「消えた新聞少年」。でも、当時なんとなくこの挿し絵が怖くて(^_^;)あまり好きになれなかった一冊。この機会に読んでみようと1巻目を借りてみました。
2013年に新装版として出たもので、子供の頃持っていた黄色っぽい表紙ではなく裏に漫画もありません。でも中には挿し絵がいっぱいで、このシリーズこんなに挿し絵があったっけ!?と驚き。
マガーク、ジョーイ、ウィリー、ワンダがマガーク探偵団を結成する。引っ越してきたばかりのウイリーの消えた新品ミットの行方を追う。簡単なストーリーだけれど、キャラクターが個性的で小学生の子供らしい展開。自分たちも一緒になってマガーク探偵団の一員として活躍する気持ちになれ、少年少女たちがこのシリーズに夢中になるのも頷ける。シリーズ全部読んでみようと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつも何かを思いつくリーダー マガーク、物事をきちんとしていたいロカウェイ、利き鼻のウィリー、木登り名人の女の子ワンダ、科学捜査担当ブレインズ、腕白盛りの少年少女が集まって結成したるはマガーク少年探偵団。
子供の遊びといわせない、身分証明を作り、捜索令状を用意し、身近なものから案外大事件だったり、警官から一目置かれたり、いつも元気な子供たちの冒険談。 -
それぞれの特技を生かして、ご町内の事件を解決する、実に等身大な少年探偵団。「その名も高きガキ大将、ジャック・マガーク、ぶんちゃっちゃ」のフレーズが、未だに脳裏から離れない。
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「引っ越してきた少年の野球ミットが紛失した。マガークとウィリー、ジョーイ、ワンダの4人は「少年探偵団」を結成して、犯人を追いつめる!」
今までずっと忘れていたのに、本の名前が頭に浮かんだとたん興奮してしまうなんて、きっと小学生の僕は、このシリーズがお気に入りだったんだと思います。
特に僕が大好きだったのは、彼らが一人ずつ、IDカードという身分証明書を持っているところです。自分たちの手作りで、写真を貼ったり、指紋を押したりし、年齢や身長を記してあるカードで、これを読んだ僕が、もういても立ってもいられなくなり、仲のよい友人たちと同じような身分証明書を作ったのは言うまでもありません。特別に派手なことは起きないのに、身近な範囲ながらも冒険をするマガークたちがうらやましくて仕方がありませんでした。僕が書く小説の大半が、日常的な、一般人が巻き込まれる冒険であるのは、この辺が影響しているのかもしれません。
(『3652』伊坂幸太郎エッセイ集 2003年筆 p.83より) -
図書館本。
小学生の頃に読んでいて、フッと思い出して借りてみたが、内容は全く覚えておらず、記憶なんて曖昧だなと感じた。
基本少年少女が探偵の真似事をして事件らしきものを解決していくスタイル。児童書なのでスラスラ読めたが、やはりノリ的に歳とったなと感じた。思い出は思い出のままが一番なのだろう。 -
ひっこしの荷物から大切なミットが消えちゃったという事件。たあいのない謎解きではあるんだけど、地下室を基地にしたり、仲間をどんどん集めたりと楽しい展開。最後はドタバタになるのもお約束ですね。
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探偵団とありますが、特に推理要素は無いに等しいです。
子どもの突飛な行動とそれに付き合う大人、そして解決する事件(笑)
現実にはあり得ないでしょうが、心穏やかに読むことができました。 -
あかね書房からの出版。
あとがきのところだけ読んだ。
E・W・ヒルディック氏2001年死去。
藤沢忠枝氏2001年死去。 -
それぞれ特化した役割を持っている、ということに何より憧れた