ざしきわらし一郎太の修学旅行 (あかね・新読み物シリーズ 1)

  • あかね書房 (2020年1月6日発売)
3.75
  • (5)
  • (10)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 101
感想 : 10
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784251041319

作品紹介・あらすじ

家出をした資(もと)は、新幹線の中で変な男の子に出会います。「ざしきわらしの一郎太」で「修学旅行に出された」というのです。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ざしきわらし一太郎の修学旅行

    あかね・新読み物シリーズ・1
    1999/06/25. 第1刷発行

    著者:柏葉幸子(かしわば さちこ)
    画家:岡本順(おかもと じゅん)
    発行所:株式会社あかね書房

    --もくじ
    1 資(もと)の家出のわけ
    2 本物のざしきわらし
    3 一朗太、みつかる
    4 一朗太をとりもどせ!
    5 一朗太とお別れ?
    6 東京のざしきわらし
    ---

    柏葉幸子さんの本を読んで、他のものも読みたくなり、開きました。
    四半世紀前の本です。
    幸い、酸性紙のように黄ばむことはなく、良いコンディションでした。

    一朗太はざしきわらしの名前。
    25年前に東京に居場所を見つけた一朗太。
    今でもどこかに居るかしら…。
    物語の終わりに、東京で出来た資の友達、ノブからの手紙と写真がありました。
    一朗太は梟や狸などと一緒に写ってました。着物にローラーブレードを履いていて。

    資は学校でのいじめに関わった(いじめられていた現場で、対峙した)ために、自分を理解してくれない大人たちに不満を抱く。
    東京に単身赴任していたお父さんが、資の事を理解し認め、資の気持は落ち着く。
    東京では、またしてもトラブルに巻き込まれるが、その際に仲間を得る。
    故郷に戻れない一朗太の居場所も仲間が引き受けてくれた。
    資、一朗太、東京の仲間たちとの再会が楽しみですね。

    ----

    表紙は駅のホームので手をつなぐ資と一朗太(着物に風呂敷包み、足元は草履でもスニーカーでもなく、ズック)
    背後には厚底ブーツの若い女性が携帯電話を耳に当てている。
    アンテナが出ているのが、時代ですw
    新幹線のようなシルエットがあり、そのむこうには白と緑の車体。
    E2系200系だとすると、この頃それが有ったのかはわかりませんが、緑色のラインは東北新幹線なのかも。一朗太の故郷はみちのくの岩手県だとすると合致します。
    裏表紙は、一朗太。肌が真っ黒で、顔の表情もうかがえません。
    大人には、ぼんやりとこのように見えるのかしら。


    たくさんの絵があり、低学年でも楽しめる一冊。

    評価は4
    古い本で、現在手に取れるかわかりませんが、本を閉じるときに、気持ちが穏やかになりました。好い1冊だと感じました。

  • 一ろう太がとつきょうのいいおうちにすみついてくれてよかったなーと思った。
    ※図書館で借りた本

  • すごく子供達に身近な話に感じた。泣けた

  • 【図書館】『つづきの図書館』が面白かったので、柏葉幸子さんの他の作品を探していたら、岡本順氏の絵の本があったので借りてみた。うん!面白かった!家出をした資(もと)と座敷わらしの一郎太のその後のお話もあったらいいのにな、と思いました。

  • 喧嘩をとおして仲がよくなる男同士って素敵だなって思いました。

  • 柏葉幸子の作品って、今まであんまりいいと思ったことなかったが、これもつまらなかった。
    まずいじめのシーンから始まるので、「おっ、意外にハードだな」と思わせるが、いじめに巻き込まれた少年と座敷わらしの友情、少年の成長、いじめの克服となるのかと(まあ、作者的にはそうしたと思ってるのかもしれないが)思いきや、どれも中途半端な描写と、いい加減な解決しかなされず、適当にはぐらかされたようなすっきりしない印象だけがのこる。
    いじめも、友情も、成長も、家族も、どれも描こうとして全く描けていない。
    こんなのが日本の児童文学の第一人者なの?
    こういうの読むと富安陽子は才能あるよな、と思ってしまう。

  • まとまっているしサクサク読める。
    みんないい子、読み終わってほっとする。

  • 資(もと)は、いじめっこの上級生から下級生を助けたことで、
    「上級生からいじめられるのでは」と、母親と姉に心配されているうちに
    だんだん不安になって、ついに家出を決心しました。
    行く先は、単身赴任中の父親がいる東京へ。

    東北新幹線に乗って通路にしゃがんでいると、いつのまにかとなりに
    着物を着てふろしき包みを持った少年がいるのに気がつきました。
    話を聞くと、先生に罰を与えられて東京で住む家を見つけるという
    課題を出された、ざしきわらしだと言います。
    ざしきわらしは一郎太と言い、資は不安そうな一郎太と東京まで
    いっしょに行ってあげることにしました。

    東京に着いて、一郎太を目だたせないように気をつけていた資ですが、
    公園ではしゃぐ一郎太を、近所の子どもたちに目撃されてしまいます。
    からかわれる一郎太を守ろうと、資は子どもたちに向かっていきます。

  • いじめっ子を殴ってしまい家出することにした資は、新幹線の中でざしきわらしに出逢うのだった。
    何と言うか、詰め込み過ぎという印象ですね。テーマ(要素)があれもこれもあって、しかもメインとなるテーマに絞ればざしきわらしいなくても話進んでしまうかなあとか思ってしまって。もっとざしきわらしとの交流も見てみたかったなあ。子どもたちがサバサバした感じで、その描き方は面白かったです。

  • 先日押入れを覗いたら発見した。ページをめくった時の抵抗が全然なくて柔らかかった。そういえば何度も読み返したもんな。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

児童文学作家。岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞し、『霧のむこうのふしぎな町』でデビュー。ファンタジー作品を多く書き続けている。『牡丹さんの不思議な毎日』で産経児童出版文化賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞、『帰命寺横町の夏』英語版でバチェルダー賞受賞など受賞歴多数。


「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柏葉幸子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×