魔法のたいこと金の針 (読書の時間 1)

  • あかね書房 (2019年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784251044716

作品紹介・あらすじ

町はずれにぽつんとたつ、小さな仕立て屋さん。ある日、店の前にたいこのばちが落ちていたので、「落とし物、おあずかりしています」と、はり紙をしたところ……、ばちをうけとりにきたのは、鬼の少年。つぎの日の夜にもたずねてきて、たいこをなおしてほしいというのですが……。
仕立て屋さんは、鬼の少年に、鬼の家の宝だという金の針をたくされ、天や森の仲間たちともかかわることに……。ふしぎで心あたたまる物語。

みんなの感想まとめ

心温まるファンタジーの世界が広がる物語で、町はずれの小さな仕立て屋が主人公です。ある日、仕立て屋の前に落ちていたたいこのばちが、鬼の少年との出会いを引き寄せます。鬼の子から預かった金の針を使い、平井さ...

感想・レビュー・書評

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  • 茂市久美子さんの童話ですね。
    絵は、こみねゆらさん。

     町はずれの小さな仕立て屋さんのまえに、
     たいこのばちがおちていました。
     落とし物のはり紙をしたところ………、
     雪ふるよるには、うけとりにきたのは、鬼の子。
     鬼の子は、たいこをなおしてほしいというのですが………。
     仕立て屋の平井さんに、鬼の子こたろうは、
     「これ、うちの家宝の針。この針でぬえばだいじょうぶだよ。でも、この針がつかえるのは、腕のいいひとだけなんだ」
     「じゃあ、腕のわるいひとがつかったら、どうなるんだい?」
     こたろうは、平井さんの耳もとで、こっそりとささやきました。
     「魔法の力がはたらかない」

     こうして、平井さんは、こたろから、金の針をあずかりますが…………?

          もくじ

       1 春のたいこ
       2 空とぶマント
       3 花の糸
       4 秋のショール
       5 キツネのハンカチ
       6 冬のたいこ
     
     連作短編の童話集です。
     平井さんのお店に、妖精や動物たちも、なおしもののお願いに、やってきます。
     平井さんは、ふつうの針では、なおせませんが、こたろうの金の針を使うと、魔法の力で、なおしていきます。
     茂市久美子のやさしさにあふれた、素敵なメルヘンに心をうばわれます♪
     こみねゆらさんの可愛らしい絵が、物語をやさしく飾ります。
     そしてまた、茂市ワールドを愉快に楽しみました
     (=^ェ^=)

  • 岩手県宮古市 茂市久美子童話コーナー
    https://www.city.miyako.iwate.jp/shogai/moiti_kumiko_dowa.html

    Yura Komine(@yurakomine) ? Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/yurakomine/

    魔法のたいこと金の針 (読書の時間 (1)) :茂市久美子/こみねゆら - あかね書房
    https://www.akaneshobo.co.jp/search/info.php?isbn=9784251044716

  • 幼年童話~児童文学の境目のお手本のよう。ファンタジックで私は好きな作品です。

  • 次々起こる不思議な出来事に、するっと順応する平井さんが素敵。絵がとても可愛いです。

  • キツネが星をみがくのすごいな。


  • お話が、春夏秋冬に分かれていて分かりやすかった。

  • 仕立て屋の平井さんと、金の針のお話。鬼のこたろうから預かった金の針でいろんなものを直していく平井さん。一年をとおして来たお客さんたちは少し不思議だけど、かわいらしくて読んでて癒された。

  • わくわくしつつ、ほっこりほほえんでしまう物語。
    鬼の子のこたろうから預かった金の針には魔法の力があり、いろんなものを直してしまいます。
    仕立て屋さんの平井さんと、鬼の子のこたろうが、まるで本当のおじいさんと孫みたいで、最後はちょっとうるっとしました。

  • 腕の良い仕立て屋の平井さん。
    そこへやってくる動物やふしぎな人たち。
    鬼の子に渡された金の針でおきるふしぎな出来事の数々、幻想の世界に連れて行ってもらいとても楽しく読めました。

    季節の移り変わりの描写が美しく、金の針、月の光の糸とかうぐいすいろのこぶしのつぼみのコートなんていう表現がなんとも美しい。

    作者と郷土を同じにする宮沢賢治を彷彿とさせる部分もありつつ、やわらかで癒される短編の数々でした。
    小学校中学年から向け。

  • 中は六つのお話しに分かれています。少しだけ続いていますが、バラバラに読んでも大丈夫です。
    2020年読書感想画の指定図書です。茂市久美子や安房直子、林原玉枝などは、感想画に向いていると思うのになかなか指定されなくて残念でしたが、今回は選ばれて良かったです。そもそも、指定図書の選書は毎年のように残念な本が多いですが。
    最初の話で重要アイテムを貰うので、もし他の話を選んで書かせるときは、最初のはなしをかいつまんで教えてから描かせるのを読み聞かせするといいと思います。秋のショールは早口で読んで12分位です。

  • 小さな仕立て屋平井さんの前に現れたのは、小さな鬼の子こたろう。こたろうから受け取った金の針は、鬼のたいこだけでなく。初めて見る不思議なものも縫え、平井さんはちょっと不思議なお客様と出会います。優しいファンタジー。

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著者プロフィール

岩手県生まれ。『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、ひろすけ童話賞受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、『ゆうすげ村の小さな旅館』(東京書籍小3国語教科書にも掲載)、「魔女バジル」シリーズ(全5巻)、「おひさまや」シリーズ、『おいなり山のひみつ』『今日よりは 明日はきっと 良くなると 愛犬・太刀と暮らした16年』(以上、講談社)などがある。


「2023年 『ゆうすげ村の紙すき屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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