- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251044716
作品紹介・あらすじ
町はずれにぽつんとたつ、小さな仕立て屋さん。ある日、店の前にたいこのばちが落ちていたので、「落とし物、おあずかりしています」と、はり紙をしたところ……、ばちをうけとりにきたのは、鬼の少年。つぎの日の夜にもたずねてきて、たいこをなおしてほしいというのですが……。
仕立て屋さんは、鬼の少年に、鬼の家の宝だという金の針をたくされ、天や森の仲間たちともかかわることに……。ふしぎで心あたたまる物語。
感想・レビュー・書評
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幼年童話~児童文学の境目のお手本のよう。ファンタジックで私は好きな作品です。
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次々起こる不思議な出来事に、するっと順応する平井さんが素敵。絵がとても可愛いです。
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キツネが星をみがくのすごいな。
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お話が、春夏秋冬に分かれていて分かりやすかった。
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仕立て屋の平井さんと、金の針のお話。鬼のこたろうから預かった金の針でいろんなものを直していく平井さん。一年をとおして来たお客さんたちは少し不思議だけど、かわいらしくて読んでて癒された。
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中は六つのお話しに分かれています。少しだけ続いていますが、バラバラに読んでも大丈夫です。
2020年読書感想画の指定図書です。茂市久美子や安房直子、林原玉枝などは、感想画に向いていると思うのになかなか指定されなくて残念でしたが、今回は選ばれて良かったです。そもそも、指定図書の選書は毎年のように残念な本が多いですが。
最初の話で重要アイテムを貰うので、もし他の話を選んで書かせるときは、最初のはなしをかいつまんで教えてから描かせるのを読み聞かせするといいと思います。秋のショールは早口で読んで12分位です。