きみに会いたい (グリーンフィールド)

著者 : 芝田勝茂

• あかね書房 (1995年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[nori-kokkosanさんの感想 · 2016年10月10日]

１０代の自分に手渡してあげたい本。
アニメにするといいかもな～

[Bikkieさん · 2016/10/23]

まさに10代、それもローティーンに戻ったイベントでした。さて、「君の名は。」は映画は観てません。独りで行きづらく。。。予告編みたらグラフィックがとても綺麗でしたね。あと、村上由佳さんの新刊、入りましたな~！

[mokomaさんの感想 · 2016年6月30日]

幸恵は人の心の声が聞こえてくるため、人の裏側が見えて苦しんできた。そのため訓練して、聞こえないようにコントロールできるようになったある日、少年から呼びかけられる。もし心が見えたら知りたくない面も知る羽目になるので辛い。少年がどんどん強引になっていき、原発も絡んできて恐くなった。

[eeocomeさんの感想 · 2013年3月29日]

タイトルにひかれて読んだよ～
他人の心の声が聞こえちゃう女の子の話だった。

もし自分にこの能力があったら絶対に引きこもってるだろうな～と思った笑

少年が自分の中にいる別の人格だった、てところはびっくりした！
自分のわるい面もちゃんと受け入れないといけないってことかな～

最後のハグするところはもうときめきまくりでした。きゅんきゅん。
自分の中のもう一人？と恋するって不思議な感じでおもしろかった～。

[ficcaさんの感想 · 2012年11月22日]

中学生の頃に読んだ本。雰囲気が好きだと思った覚えがあるけれど、ストーリーを忘れてしまっているので、いつかもう一度読みたい。

[O-bakeさんの感想 · 2012年8月29日]

原発テロを扱っているＹＡ小説ということで、もっと早くに読むべきだと思っていた本。 読みながら「これは現代日本を舞台にしたゲド戦記かもしれない」と思い、同時に「セカイ系の走りだ！」と思って出版年を見たら1995年だった。エヴァ放映と同じ年だ。すごいなぁ。

[クロシロさんの感想 · 2011年12月22日]

きのう読み始めてきのう読了。だいぶ前から背表紙が気になっていて、この間ようやく借りたもの。
芝田さんは久しぶりだったのでやや緊張して読み始めたのだけど、かまえていたより読みやすかったのでちょっとびっくり。終わり方にあまり違和感がなかったからかしら。ほかの作品だとだいたい感じるある種の過剰さみたいなものがあまりなかったのも、個人的には読みやすかったのかも。途中で落ちは読めたものの、気持ちがお話から離れることがなかった。とはいっても、どうしても恋愛要素をからめてしまうひとなのだなぁという気は、やっぱりする。好みの問題なのかなぁ。
そして恐ろしいくらい敏感に先取りできるひとなのだなぁと、思う。

[こうめさんの感想 · 2011年6月5日]

ハタチくらいのときに
一度読んだことがあった。

原発がでてきた記憶は、すっかりなかったけれど、
そう教えてもらって、再読。

たぶん、当時は、さらっと読み飛ばしたであろう
原発内の描写が、今は、けっこう理解できるのは、
複雑な気持ち・・・

原発や、ストーリーうんぬんはさて置き、
途中の、内面と表面の葛藤の部分は、
共感し、目が開かれる思いのする小中学生も多いのではないかな。

個人的には、世の中に「つぶやき」を氾濫させることへの
ちょっとした違和感の一端は、これかな？と思った。

[yattimattaさんの感想 · 2011年3月22日]

中学生の頃なにげなく手にとった本が自分の人生をかえる本になる。図書室からいまだに借りパクしてしまった一冊でかなり申し訳ないけど後悔はない。（ダメです。）

[miyu918さんの感想 · 2011年2月22日]

　幸恵は、人の心の中のつぶやきが声として聞こえる。その力に頼らずに生きてみようと「心を閉ざす」訓練をした。ところが、ある日、閉ざした心の扉を破り、少年の声が聞こえてくる。少年は、拒絶する幸恵に何度も語りかけてくる。「きみに会いたい」

[みんさんの感想 · 2010年11月3日]

友達に薦められて読みました。
いい話だった。私も人の心を読む能力がほしい、ちょっとだけ。(笑)
15年前に書かれたことを感じさせない本でした。

著者プロフィール

石川県出身。著書に『真実の種、うその種』（小峰書店）など。編訳に『１０歳までに読みたい世界名作１０巻　西遊記』、『１０歳までに読みたい日本名作１巻　銀河鉄道の夜』（学研）などがある。

「2021年 『三国志』 で使われていた紹介文から引用しています。」