とのさまと海 (古典と新作らくご絵本)

著者 :
制作 : ばばけんいち 
  • あかね書房
3.20
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本棚登録 : 32
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251095077

作品紹介・あらすじ

さまざまな流派の人気落語家10人の噺を、古典新作おりまぜ1冊ずつ絵本にする企画で、落語と絵本、ふたつの文化のコラボレーションを、たっぷりと楽しんでもらえるシリーズです。魚つりが大好きだけどヘタなとのさまと、いつも困らせられる家来の三太夫のまえに、なんとつれすぎるというつりざおがあらわれた! 爆笑高座で人気の三遊亭白鳥の新作落語を、多才なアニメーターの小原秀一が絵本のデビュー作として描きます。

感想・レビュー・書評

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  • ★★★
    海釣りが大好きだけどへたくそな殿さま。
    ある日釣り名人の魂の宿った釣竿を手に入れ、ついに今まで連れたことのない大物が掛かります!!
    ★★★

    落語絵本です。
    挿絵が、デザイン調で、物の特徴をデフォルメし、文字と絵を組み合わせたようななかなか面白い物となっています。
    例えば「海」と言う字を海の生き物で作っているとか、
    殿さまの顔は「へのへのもへじ」ですが、海に落ちたときは「へへくるしい」に変わるとか。
    髑髏や骨がたくさん出てきますが、髑髏が観え切ってる絵には「イヨッ!ガイコツ屋!」などと掛け声掛けたくなるような(笑)

    大人は楽しいと思ったのですが、子供には落語の”落ち”は分からないようで、
    小2の息子に「読み聞かせ持って行っていい?」と聞いたら「ダメダメ~~!!みんな意味が分からないよ~~~」と言われてしまったので、ここにひっそり登録(笑)

  • 2023.03 5-2
    2023.05 6-2

  • デザイン/椎名麻美

  • 落語家が書いた落語絵本。

  • おあとがよろしいようでm(__)m

  • 小気味のよいストーリーは落語ならでは。

  • 絵も言葉も内容も、あまり見掛けない雰囲気で、興味深かったです。

    浮世絵風で、ドクロなんかはとてもリアルに描かれて居るものの、だまし絵で出来ていたり、文字が隠されていたりと、ユーモラスでポップ。
    ただ、年長児には少し受けが悪かったです。

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著者プロフィール

落語家。新潟県上越市出身で自転車屋の二男。日本大学藝術学部を卒業後、三遊亭圓丈に入門し、2001年に真打ちに。2005年、彩の国芸術劇場落語部門大賞を受賞。新作落語、三題噺の名手で、紙芝居を使った落語やホラー落語など、とにかく見る者を飽きさせない芸風は変幻自在である。 主な著書に、『ギンギラ☆落語ボーイ』(論創社)、落語絵本『とのさまと海』(あかね書房)などがある。

「2020年 『ジョニーとマーガレット スーパー恋ものがたり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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