- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251098450
作品紹介・あらすじ
おつきさまたべたーい。たかいたかいおしろをたてたとのさまは…?日本一食いしん坊な殿様が食べたくなったのは、お月さま。そこで、高い高いお城「はらぺこじょう」をたてて、月を食べようとかんがえました。1階は、「めんのま」。2階は、「わがしのま」。3階は、「おでんのま」。お城は殿様の大好きな食べものでいっぱいです。ところが、お城の上から、殿様が月に飛びつこうとすると…?
感想・レビュー・書評
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食べることが大好きなお殿さまが月を食べてみたくなった。
池の中に食べ物で出来たお城を建てて、食べ物を食べながら順番に上がっていき、月まで行こうとする。
石垣は飴細工。
1階は麺。
2階は和菓子。
3階はおでん。
4階は天ぷら。
5階は梅。
6階はお茶。
天守閣はお寿司。
そうして、屋根に登って月まで手を伸ばしてみるけれど、届かない。
そうこうしているうちに食べ物で出来たお城が崩れてお殿さま池に落ちてしまう。
池に映った月の中に落ちたお殿さま。
家来がお殿さまが月に食べられてしまった、と笑う。
きれいな月を見ながら崩れたお城の食べ物を持ってきて、みんなで食べるのだった。
食べ物で出来たお城。
楽しそう。
それぞれの階では忍者と家来が闘っていたり、ねずみがいたりと、絵を隅々まで楽しめる。
別に食べ物でお城を作る必要はないし、いちいち各階で食べる必要もないけれど、それが食べるのが好きなお殿さまたる所以なのか…。
お殿さまが月の食べられるという落ちが効いている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
《本屋》【再読】月を食べるために、美味しそうな食材や料理で、できた城を作ったとのさま。城が、いいような気がする。
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くいしんぼうな殿様が、月を食べたいと建てるお城が、また食べ物ばかりでできたお城。一階ごとに食材が変わって、予想外に楽しい。各ページごとに隠れキャラ的にいる忍者探しも楽しい。とても愉快で楽しかった印象の残る絵本。
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三日月から満月になってるんだよって見つけたことを嬉しそうに話してくれたわが子。やはり、子どもはよく絵をみてるなと、感心。
そんな子どもには、スイーツのお城の絵はたまらないだろうな。 -
2013.09.15読了
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こういうバカ殿も少しは必要なのだろう
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2018.06 1-4
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図書館で借りて読み。ジャケ借り。
食べ物系だからうけるはず…と思いつつ読んだが、7歳児F、フーンと言う感じであった。