巣箱のなかで

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 98
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251099143

作品紹介・あらすじ

シジュウカラの夫婦が、巣箱を気に入って、巣作りをはじめました。1日1つずつ卵を産んで、8つになるとおかあさん鳥が温め始めます。卵からかえった小さなヒナたちは、親鳥が運ぶたくさんの虫を食べ、わずか20日間で巣立ちを遂げます。鳥の巣研究家の作者が見守る、窓ガラスにとりつけた巣箱のなかの、小さな命たち。シジュウカラのヒナと親鳥をあたたかく描く、命のふしぎさ、大切さが伝わる絵本です。

感想・レビュー・書評

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  •  シジュウカラ、ツピーツピーと大きな声で鳴いてますが、いろいろな言葉を喋っているようですね(^-^) 鳥の絵本作家、鈴木まもるさん(奥様は、なまえのないねこ などの猫の絵本作家、竹下文子さん)「巣箱のなかで」、2018.7発行。シジュウカラが巣箱の中で卵から飛べるようになるまでの様子を観察した絵本です。

  • 「シジュウカラの夫婦が、巣箱を気に入って、巣作りをはじめました。1日1つずつ卵を産んで、8つになるとおかあさん鳥が温め始めます。卵からかえった小さなヒナたちは、親鳥が運ぶたくさんの虫を食べ、わずか20日間で巣立ちを遂げます。鳥の巣研究家の作者が見守る、窓ガラスにとりつけた巣箱のなかの、小さな命たち。シジュウカラのヒナと親鳥をあたたかく描く、命のふしぎさ、大切さが伝わる絵本です。」(『読んでみない?科学の本 しらべてみようこんなこと』子どもと科学をつなぐ会 編 連合出版 2000  の本での紹介より抜粋)

  • 年長〜小学校低学年向け。文字が多かったが、ふたりとも一生懸命聞いていた。

  • シジュウカラの巣箱の中を観察するため、窓にくっつけた形で巣箱をかけ、部屋を暗くして観察した記録をえと文章で表現。
    かえったとき1gだったヒナが2週間で14gぐらいになり、わずか20日で巣箱から飛び立つ(1か月くらいは親鳥と暮らすとのこと)というのが新鮮な驚き

  • シジュウカラが巣箱の中に卵をひとつ産みました。そーっと観察していると、毎日ひとつずつ卵が増えていきます。そして、母鳥が卵をあたため始めました。
    ひながだんだん大きくなって巣立つまで、美しい絵で丁寧に描かれています。まるで自分で観察しているよう。巣立つときにはちょっと感動してしまいますよ。

  • 鳥の巣のコレクターであり研究家でもある著者が自宅の窓を利用して作った中が覗ける巣箱を使って子育て中の巣箱の中を絵本で再現。
    もう鳥の巣博士です。どうやって中を覗けるのかは、本をみてほしい。

  • すばこのなかはどうなっているのかな?鈴木まもるさんのイラストがまた美しい。

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著者プロフィール

1952 年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』で講談社出版文化賞絵本賞を、『ニワシドリのひみつ』で産経児童出版文化賞JR賞を、『あるヘラジカの物語』で親子で読んでほしい絵本大賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『ティラノサウルスのはらぺこないちにち』、『せんろはつづく』、『みずとは なんじゃ?』、『としょかんのきょうりゅう』、『戦争をやめた人たち』が、鳥の巣研究家として『鳥の巣いろいろ』、『ツバメのたび』、『鳥は恐竜だった』などの著書がある。静岡県在住。

「2022年 『三日月島のテール 行くぜっ! 海の宅配便(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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