わたしを 描く

  • あかね書房 (2024年3月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (42ページ) / ISBN・EAN: 9784251099723

作品紹介・あらすじ

ウロは小さいころから絵を描くことが大好き。はじめて自画像に挑戦する時に選んだのは、亡くなった高名な画家が生前に発注したという雨露麻のキャンバス。ウロは自分の名前と同じキャンバスに絵を必死に描きつづけました。けれど、完成したと思ったら不可解な現象が!? ウロはもがき、苦しみながら何度も絵を描き直します。自分と向き合い成長する少女の物語! ボローニャ・ラガッツィ賞フィクションの部優秀賞受賞作!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

自己表現と成長をテーマにした物語は、少女ウロが自画像を描く過程を通じて、自己を見つける苦悩と葛藤を描いています。ウロは父の期待に応えようと努力しますが、選んだキャンバスは呪われたもので、彼女の描く絵は...

感想・レビュー・書評

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  • 絵 スージーリー
    作 曹 文軒

    中国の児童文学作家と
    韓国のイラストレーターの合作

    ボローニャ・ラガッツィ賞フィクションの部優秀賞。

    最近思うのですが、、、
    作者紹介の文を読むと、知らなかった「賞」がたくさんあるもんだなと、、、
    もちろん勉強不足なのでしょうが…
    有名な賞なのでしょうが…

    ボローニャ・ラガッツィ賞。知らんかった。

    とにかく、本作は賞を取っている作品なのです。

    絵の道を諦めたお父さんが
    絵の才能を秘めた娘に
    絵の教育を施して、
    苦悩、苦難の末、開花させるという物語。

    自画像をなかなか上手く描けない少女。

    なぜか、ドロドロの絵になってしまう時を経て

    経て、経て、たどり着く境地。
    自分を見つけるまでの物語。

    絵を描くことに限らず、じぶんを見つけることは、容易ではないのかも知れません。
    良いか悪いかは、別として、親の夢を託される子の苦悩が見事に描かれてます。
    良いか悪いかは、別として。
    子は、親から、何かのバトンを渡されるもの。
    親のエゴは、恐ろしい。

    人の期待に応えることは、
    それほど大切なことなのだろうか…

    問題を提起してきます

    • 祈るくまさん
      ぐっちょんさん
      はじめまして。
      ボローニャラガッツィ賞に反応してしまいました。
      私の近所の図書館では、毎年ボローニャ国際児童図書展の入賞作品...
      ぐっちょんさん
      はじめまして。
      ボローニャラガッツィ賞に反応してしまいました。
      私の近所の図書館では、毎年ボローニャ国際児童図書展の入賞作品を集めた絵本原画展が開催されているのです。
      絵本の原画を見ることのできる貴重な機会です。

      この絵本、ストーリーも深そうですが、挿絵がとても美しいですね。
      次の原画展で原画が見たくなりました!
      2025/12/14
    • ぐっちょんさん
      祈るくまさん
      コメントありがとうございます
      原画展あるんですね!
      絵本の原画…
      見てみたいなぁ 近くであるなんて羨ましい限りです
      祈るくまさん
      コメントありがとうございます
      原画展あるんですね!
      絵本の原画…
      見てみたいなぁ 近くであるなんて羨ましい限りです
      2025/12/15
  • ウロという少女の物語。
    彼女の父にすすめられて、彼女は絵を学び始める。
    父が手ほどきをできなくなると、有名な絵描きを家に招いてウロに絵を習わせた。

    「ウロ、そろそろ自画像を描いてみたらどうだい」

    父のこの一言をきっかけに、事態は急展開。
    ある日のこと、父と娘は画材屋へ行く。

    すると、たまたまか、運命か、西窓先生という油絵の大家が買う予定だった画布をすすめられる。
    というのも、その先生はその二日前に亡くなってしまったからだった。

    しかしこの画布は結果的に、呪われた画布になってしまう。

    ウロはそのキャンバスに自画像を描いては塗りつぶしを繰り返し、キャンバスに飲み込まれないよう、必死に闘う。

    結果については書かないけれど、だんだんとホラーのような様相を呈してくる。

    なんか、ウロの父親は娘の味方っぽく終始描かれているけど、じつは、ウロにとっての最大の敵は、キャンバスではなく、この父親である。
    絵描きになりたいという夢を娘に託したこの父親の重圧から自由になるための闘いを描いた物語だ。

    ホラーというのは、そういう意味ででもある。
    とても不穏な絵本。

  • 私にはよくわからなかった…

  • 10分9秒
    2025.07.01

  • 9歳11ヶ月の娘
    6歳11ヶ月の息子に読み聞かせ

    なんとも不思議なおはなし

    ウロの描く自画像
    どうして絵の具が
    流れてっちゃうんだろ。

    キャンバスあるあるなの…?

    油絵のこと
    よく知らないから
    実際どうなのか。ファンタジーなのか。
    いまいちピンとこず。
    娘と不思議だね〜と
    二人で首傾げちゃった。

  • これでひとつの作品のような 奥行きを感じる素晴らしい絵本だった。暗闇の絵から引き込まれ、映像を見ているようだった

  • 絵を描くのがただ大好きだった少女ウロ。彼女が気に入った画布に自画像を描くがうまくいかない。何度も何度も描いてそして最後にはという少女の成長の物語。力強い黒い線が魅了的。

  • 謎の残る絵本。作者に聞いてみたい。何か答えがあるのかな。読み直せば分かるのだろうか。
    スージー・リーの絵はとてもいいな。

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著者プロフィール

1954年江蘇省塩城市生まれ。作家。北京大学教授。過酷な運命に立ちむかう強い少年像を創り出し、「児童文学は文学である」と主張、1980年代中国児童文学の旗手として活躍。代表作『草房子』は『草ぶきの学校』として映画化。邦訳に『とおくまで』『風のぼうけん』『樹上の葉 樹上の花』(以上、樹立社)、『サンサン』(てらいんく)、『よあけまで』(童心社)、『はね』(マイティブック)などがある。2016年国際アンデルセン賞作家賞受賞。

「2022年 『『山羊は天国草を食べない』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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