- Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253030632
感想・レビュー・書評
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全48巻
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熱心に読んだのは小学校までで、プロ野球編はもちろん、「大甲子園」も1回戦?の「青森りんご園農業」戦くらいしかしらない。いわんやつい最近まで「トーナメント編」なるものを連載していたことなどまったく知らなかった。
ドカベンの意義として、魔球に頼った熱血マンガが主流だった時代に、配球の読みで語るストーリーを登場させたことを挙げていた評論家がいたが、ドカベンはかといっていわゆる「リアリティ」系のマンガではなかったと思う。土佐丸高校、弁慶高校、いずれも実際にはないだろ、っていうプレイスタイルだったではないか。
それでも私が個人的に印象に残っているのは、やはりミラクルプレイではなく剛速球投手たちなのであった。わけても、白新の不知火、通天閣の坂田三吉。
そして、ドカベンのいいところは、しばしば主として貧しい人々の家族模様を描きながら、決してつまらないお涙頂戴にはなっていないことだ。選手それぞれがいろいろな葛藤を抱えながら野球は野球、に徹しているところが最大の魅力だったと思う。
坂田のセリフ、「観衆5万人か、、、ひとり10円で50万、なんとかならんもんかいな」が子供心に刻まれたのか、今も忘れられない。 -
野球漫画の金字塔なるも柔道部篇もかなりの力作。時代背景はあるが貧困をベースに奥深い人間ドラマあり。鷹岡中の校長と山田の接点はいかに?
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有名な高校野球マンガ。
非現実的な魔球は登場せず、めちゃくちゃ現実的な高校野球が描かれている。
俺は野球も野球選手も野球ファンも嫌いだが、このマンガはおもしろかった。殿馬がよかったな。黙ってるけど分かってるのがいい。
脇役には、山田さちが一番よかった。なんであんなに元気でしっかりものなんだ。 -
夏になると読みたくなります。
好きなシーンは土佐丸戦での里中の負傷、対いわき東の山田の防衛、岩鬼の校内放送。
投球フォームが美しく、効果音は迫力満点。
キャラクターも殿馬を筆頭に魅力的です。
それから何がいいって、どんなに作中で無茶苦茶してようと皆野球に一生懸命なところ。
高校球児の一途な姿に読者は憧れます。
いつまでも夢を見せてくれる作品です。 -
野球漫画の最高傑作だと思います。
最初は柔道部から始まりますが、そのライバルが野球でも登場します。 -
野球漫画の王様
殿馬がイカス -
水島新司の最高傑作
全48巻を何度見返したことか。。。
セリフは岩鬼の名セリフを中心に覚えまくりました。
ただ、最近(2011現在)の流行が、実際の野球に即したリアルな描写になっているので、ちょっと最近の野球漫画好きには合わないかも。
よくある必殺技とかはないから、現実離れはそんなにひどくはないんだけどさ(殿馬除く)。 -
神奈川などを舞台とした作品です。
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野球漫画といえばこれ。これで野球を覚えました。試合の結果が気になって一気に読んでしまいます。キャラクターも魅力的!
でもできれば続編なしでこのまま完結して欲しかった・・・かな?