ドカベン (1) (少年チャンピオン・コミックス)

著者 :
  • 秋田書店
3.81
  • (39)
  • (21)
  • (58)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 269
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253030632

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全48巻
    漫画

  • 熱心に読んだのは小学校までで、プロ野球編はもちろん、「大甲子園」も1回戦?の「青森りんご園農業」戦くらいしかしらない。いわんやつい最近まで「トーナメント編」なるものを連載していたことなどまったく知らなかった。

    ドカベンの意義として、魔球に頼った熱血マンガが主流だった時代に、配球の読みで語るストーリーを登場させたことを挙げていた評論家がいたが、ドカベンはかといっていわゆる「リアリティ」系のマンガではなかったと思う。土佐丸高校、弁慶高校、いずれも実際にはないだろ、っていうプレイスタイルだったではないか。

    それでも私が個人的に印象に残っているのは、やはりミラクルプレイではなく剛速球投手たちなのであった。わけても、白新の不知火、通天閣の坂田三吉。

    そして、ドカベンのいいところは、しばしば主として貧しい人々の家族模様を描きながら、決してつまらないお涙頂戴にはなっていないことだ。選手それぞれがいろいろな葛藤を抱えながら野球は野球、に徹しているところが最大の魅力だったと思う。

    坂田のセリフ、「観衆5万人か、、、ひとり10円で50万、なんとかならんもんかいな」が子供心に刻まれたのか、今も忘れられない。

  • 野球漫画の金字塔なるも柔道部篇もかなりの力作。時代背景はあるが貧困をベースに奥深い人間ドラマあり。鷹岡中の校長と山田の接点はいかに?

  • 有名な高校野球マンガ。


    非現実的な魔球は登場せず、めちゃくちゃ現実的な高校野球が描かれている。



    俺は野球も野球選手も野球ファンも嫌いだが、このマンガはおもしろかった。殿馬がよかったな。黙ってるけど分かってるのがいい。


    脇役には、山田さちが一番よかった。なんであんなに元気でしっかりものなんだ。

  • 夏になると読みたくなります。
    好きなシーンは土佐丸戦での里中の負傷、対いわき東の山田の防衛、岩鬼の校内放送。
    投球フォームが美しく、効果音は迫力満点。
    キャラクターも殿馬を筆頭に魅力的です。
    それから何がいいって、どんなに作中で無茶苦茶してようと皆野球に一生懸命なところ。
    高校球児の一途な姿に読者は憧れます。
    いつまでも夢を見せてくれる作品です。

  • 野球漫画の最高傑作だと思います。
    最初は柔道部から始まりますが、そのライバルが野球でも登場します。

  • 野球漫画の王様

    殿馬がイカス

  • 水島新司の最高傑作

    全48巻を何度見返したことか。。。
    セリフは岩鬼の名セリフを中心に覚えまくりました。

    ただ、最近(2011現在)の流行が、実際の野球に即したリアルな描写になっているので、ちょっと最近の野球漫画好きには合わないかも。
    よくある必殺技とかはないから、現実離れはそんなにひどくはないんだけどさ(殿馬除く)。

  • 神奈川などを舞台とした作品です。

  • 野球漫画といえばこれ。これで野球を覚えました。試合の結果が気になって一気に読んでしまいます。キャラクターも魅力的!
    でもできれば続編なしでこのまま完結して欲しかった・・・かな?

全27件中 1 - 10件を表示

水島新司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×