フルアヘッドココ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

著者 : 米原秀幸

• 秋田書店 (1997年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[さぬさんの感想 · 2022年8月8日]

おもしろい

[clamamusさんの感想 · 2015年11月25日]

　海賊船クレイジーストーンヘッド号に乗り込んだ少年ココが、船長のバーツに導かれてファルコン伝説を追いかける海賊の一味となる、そういう物語の開幕である。
　全体的にごちゃごちゃしていて、ちょっと物語る方法としては気になるところが多い印象だ。少年誌的なハッタリは効いているが、キャラが深められていないため浮ついているところも気にかかる。
　とはいえ、ここからどう物語が展開していくかによって評価は変わっていくことだろう。とりあえずここでは期待も込めて星四つと評価した。

[hidebohさんの感想 · 2013年5月7日]

全巻
前半は、面白く読めた。
結局、子供が主人公では無かったのね。
番外編の方が面白かった。

[ゆるさんの感想 · 2012年12月20日]

絵に癖はあるし、グロイんですが、最初から最後まで面白かったです。
キャラの生き様も各々かっこいいし生物兵器やら伝承やらでわくわくしました。

[yunoji03さんの感想 · 2012年2月16日]

正当少年漫画。最初から最後まで太い柱を持っていて読んでいて楽しい。
特に各メンバーが仲間になるエピソードが好きです。

[井出さんの感想 · 2011年8月10日]

個人的傑作少年漫画ベスト３の一作。
何でこんなにマイナーなんでしょうか…もったいない！
海賊漫画ということでワンピースと比較されることが多い本作ですが、個人的には世界観の作り込み、構成の緻密さはワンピの比ではないと思っています。
ワンピがあくまで少年たちをワクワクさせるために描かれているとすれば、こちらは大人のための冒険活劇といった感じでしょうか。
冒険ものとしてハラハラドキドキさせつつ、主人公である少年ココの成長を始めとする人間ドラマも一級品。
米原先生が描く静の表現はグッときますね…（セリフがなく、キャラの表情だけで魅せるところ）。
掲載誌のおかげか、無駄な引き延ばしもなく円満完結しているところも素晴らしい。
ほんと、もっと多くの人に知ってもらいたい傑作です。

[qwertyuioさんの感想 · 2011年2月26日]

米原秀幸

[mikata-designさんの感想 · 2011年2月15日]

ワンピースよりも随分前の海賊物マンガ。
感動します！

[nanakusaさんの感想 · 2010年12月17日]

続きが出るのを心待ちにしてた漫画。
私の中で色あせない漫画です。

[じじさんの感想 · 2009年9月19日]

『食わない生き物は殺さねぇ』を信条とする少数精鋭の海賊団、スイートマドンナ。
鼻の大きな腕利き船医・ノーズ、博打と○○(ネタバレ)ならお任せ・バクチ、狙った獲物は逃がさない元盗賊・ミガル、その巨躯から繰り出されるパンチはメガトン級・ハルク、先天性殺し屋とまで言われた剣の達人・死神デッド、可愛い見た目とは裏腹に剣術だって一流のコック・ピート。
個性的過ぎる仲間を束ねるのは、この船のキャプテンである双剣使いのバーツだ。幻の古代文明、ファルコン伝説を追い求め、いつだって全速前進。
そしてあるときバーツは、海賊スイートマドンナに憧れる孤児の少年、ココに出会う。
『俺の船に乗らねぇか？』
これよりココの冒険が始まる――。

夢を追いかけて疾駆する彼らの情熱、それぞれの背負う痛みや喜び、主役から脇役に至るまでどのキャラクターも丁寧に作りこまれ、作者の手によって大切に描かれています。幼い少年が、人との出会いや別れ、戦い･･･さまざまなを経験を経て成長していきます。読み終わった後に、ココの冒険をまだ追いかけていきたい、と感じずにはいられません。
少しクセのある絵柄なので苦手な人がいるかもしれませんが、読むうちに気にならなくなりますので、まずは一冊、読んでみてはいかがでしょうか。