バンパイヤ (1) (サンデー・コミックス)

著者 : 手塚治虫

• 秋田書店 (1988年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[s-nagaiさんの感想 · 2011年10月28日]

一族の呪いみたいなもので、
なにか、キッカケがあると動物に変身してしまう
そのモノのことをバンパイヤという。

トッペイもその一族のもので
人目につかぬよう、静かにくらさなくてはいけなっかた。

その反動で、トッペイはなんとおきてを破り
都会の東京に出てきた。

そんな時、トッペイは手塚という人間に正体を知られてしまう。
しかし手塚はいい人間だったから、世間にばらしはしなっかた。


そんなある日、トッペイの家に、チッペオという
弟が来た。

トッペイは満月の日になると、狼になってしまう。
チッペイは丸いものを見ると狼になってしまう


ある日、トッペイはロックという男に正体を知られ、
しかも借りを作ってしまった。

トッペイの一族のおきてでは、
借りは絶対に返さなくてはいけない。

しかし、ロックはとても悪い男で、
トッペイが変身できる事を良いことに
犯罪へと持ち込む。

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」