- Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253071093
感想・レビュー・書評
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『ガラスの仮面』しかり、『王家の紋章』しかり、数十年規模で長く続いている少女マンガは、熱心なファンがいる一方で、きっかけがないとなかなか入りづらいかもしれません。本作もそんな著名タイトルの一つですが、こちらは青年マンガをよく読む人や男性にも、ぜひ手に取ってみてほしい一作。物語のメイン要素は、東西冷戦を背景としたスパイアクション。主人公のひとりは硬派で堅物でワーカホリックなドイツの情報将校。彼の行動にもうひとりの主人公ーー美しいものを愛する大泥棒「エロイカ」が絡むことで、軽妙なコメディとしても成立しています。個性的なキャラクター、美麗で緻密な描き込み、細部まで計算されたストーリー、洒脱な台詞回し…それらが見事に釣り合った、非常に贅沢なマンガです。時代の変遷にしたがって作品の雰囲気も少しずつ変わっていくため、イントロダクション部分に面喰らう方もいるかもしれませんが(笑)、まずは4〜5巻(文庫版では3〜4巻)収録の「アラスカ最前線」編まで、一気に読むことをおすすめします!(鈴木史恵)
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10版
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NATOの情報部員・エーベルバッハ少佐と、大泥棒・エロイカが美術品を巡って繰り広げる騒動。
だったんだけど、話が進むに連れて世界的スパイ合戦というか国際事件になってきて、エロイカどこ行った?という体に。
エーベルバッハの超人的スキルが痛快すぎる。 -
未読なので読みたいです
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もうかれこれ30年も読んでるような。長い。ダンボールに入ったスペシャルパックやらイラスト集やら、いろいろ買い込むほどの熱の入れよう。
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初めて読んだのは中学のときだったか。
いまじゃ少佐より年上になっちまった(゚Д゚) -
少佐もエロイカもジェイムズくんも、みんな愛らしくてすき。これを読んでから授業でNATOがでてくる度にわくわくしてるのは言うまでもない。
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本棚61