アクアリウム

著者 :
  • 秋田書店
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本棚登録 : 234
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253103633

感想・レビュー・書評

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  • 須藤真澄さんの作品『アクアリウム(2000)』を読了。 ずっと読みたかった作品。 終始、世界観が優しくて感無量。 あー好きだなー。

  • 久々に読みました。
    須藤先生のファンになるきっかけとなったこの作品。

    やっぱり面白い…

    文句なしに癒される独特な絵柄とその物語性。
    「庭先案内」を須藤先生の入門としておすすめしたいのですが一応続き物ですし古本か電子書籍でしか手に入らないっぽいので…
    一巻完結のこちらをおすすめしたいと思います。
    (「ゆず」関連もありますが…「長い~」が辛すぎるのでちょっと)

    名作ですがちょっと古い作品ですので古本の100円コーナーとかに意外とあったりします。
    そこをスタートに須藤先生の作品に埋もれる人が増えるといいなぁとか思います。

    超オススメです。

  • 魚たち(もしくはその中にいる向こう側の世界の住人)と話をすることができる杢子。水棲生物が大好きです。
    大好きすぎて普通にみると魚に独り言を呟いているかなりイタイ子です。
    でも、周りにいる少しクセのある大人達はそのことをただ受け入れている。理解できなくても。
    透明で優しい世界が広がります。
    ほんのり暖かい気持ちになりました。

  • 須藤先生(の一般受けする部分)の集大成ともいえる作品、絵からあふれれるストイックなロリコン臭に古き良き時代を感じます。
    ファンタジー、なんだけどそれだけでくくるのは勿体ない。一人の少女の成長を通して命があっちとこっちを行き来する様を描いたお話。といっても宗教的ではなく、説教臭くもない。魂(が有るかどうかは別にして)の解釈が少しだけ変わるお話。本筋ではないけど、水族館愛の深さも作品に深みを与えています。
    サブカルネタと昭和ネタもちらほらあり、しみじみと楽しめます。

  • 終始可愛いなーという印象でしたが
    もう一度読むとじんわり感動的でした。

    物語では普通の世界と、それと共存する死後の、
    あるいは生前の不思議な世界があるんだけど
    その世界の説明や理由づけがないから不思議感はそこなわれることなく
    主人公の性格もあわさって最後まで癒し系。な話。


    海とか(水族館だけど)
    絵とか不思議系がすきな人はしあわせになれる漫画だと思いました。

    イルカショーの話は、私も自分の気持ちが一貫しないし
    難しい問題なのだと思う。

    けどこういう展開するとなるほど、
    考えこまずにしあわせに見れるなーと思う。

    今作のように「しあわせ」に見れる漫画てあんまない気がしてきた。
    すごいなぁ。

    人物の気持ちを 繰り返し描いて強調するやり方じゃなくて
    一コマでずばっと雰囲気伝えちゃう描き方なのも好き。

    人物の目も可愛くて好き。
    最後らへんのメッセージはなんとなくしかわからないけど
    なんとなくはわかった。

    水の中の世界で髪が浮いてるのが素敵。しあわせそう。

  •  いのちは海で繋がり、巡ってゆく。
     海の生き物と心を通わせることのできる女の子のおはなし。
     大好き。

  • ホッとする。

  • ブクログで気になり購入した須藤さんの初読作品となりましたが、
    忘れられないお気に入りの1冊となりました。
    それぐらいお勧めします。

    ちょこっとファンタジーな設定や、
    海に神秘を感じる方は是非ご覧になってほしいです。
    私ももっこちゃんのようにもう1つの世界が見られたらな~

    寂しくなった時に何度も読んで、優しい作者のメッセージに癒されようと思います。
    誰もが帰る場所が、あるのだから。

    いってらっしゃい

  • お魚大好きで、引っ込み思案な女の子が主人公の話。
    ファンタジーです。

  • 癒し系という表現があまり好きではないのですが、そんな好き嫌いもかすむくらい本物の癒しだと思う。

    水と魚フェチの私にはたまらんです。
    主人公・もっこがかわいい。
    「前回は何歳で、今回は何歳の話」っていう進行方は、話がポンポン飛びがちなのにこの作はそれを感じさせない。
    テーマがしっかりしてるからかでしょうか。(エラソー)
    映画化もされてます。
    「振袖いちま」もかわいいです。

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著者プロフィール

12月17日生まれ・東京都出身。ファンタジーからエッセイまで、幅広い雑誌で活躍し、『ゆず』『アクアリウム』『おさんぽ大王』『庭先案内』『長い長いさんぽ』など作品を発表。現在は『月刊コミックビーム』(エンターブレイン)にて「庭先塩梅」を連載中。同作の単行本第1弾『水蜻蛉の庭』は、第15回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出された。

「2021年 『おさんぽマスターズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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