午後の恐竜

  • 秋田書店
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253104609

感想・レビュー・書評

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  • (図書館)タイトルは色々と覚えているのに
    お話はすっかり忘れてしまっていた

    楽しく読めた

  • 天使が魂集めに奮闘するお話が好きです。初めて星さんの作品を読みましたが、これから気になる作家さんです。

  • 久しぶりに星新一ワールドを味わいました。
    読後感に不思議な感覚が残ります。
    ボッコちゃんってこんな話だったんですね。すっかり忘れてました。

  • ブックオフで売っていたので買いました。

    以前、このコミック星新一シリーズのを買っておもしろかったので、
    そのシリーズだったので買いました。

    まず、マンガの絵はちょっと残念な感じ。
    ちょっと古くさい感じの絵で、あんまり気が乗らない感じでした。

    でもまぁ、やっぱり原作がいいので、
    おもしろく読めました。
    星新一の静かで、気がついたら刺されているような、
    そんなSFはおもしろいね、やっぱり。。

    まぁ、マンガでなくて、本でもいいかなって、
    今回、読んで思いました。あまり絵がよくなかったので。。

    まだこのシリーズは出てるので、
    他のを見かけたら、また買いそうだけどね。(笑)

  • この短編集で一番印象に残ったのは、恐竜が突然現れる話。
    さすがのオチ。

    ゆっくりゆっくり、ちょっとずつこの現象の意味がわかっていく人たちを見ると切ない気分になる。

  • 小田ひで次さんの絵は独特な魅力があって良い……。
    原作も読んでみたい。

  • 星新一のSFショートショートのマンガ化作品集です。

    有名な『ボッコちゃん』、『おーい、でてこーい』や、ちょっと前にとある映画化されたマンガ作品の設定が酷似していると問題になった、『生活維持省』など、9編収録。

    全編、マンガなので誰にでも読みやすいので、オススメです。

    ショートショートは、予想外な組み合わせで彩られたネタに、意外な結末、それらがキレよくぴしゃりと決まっていると、傑作として語り継がれる。

    星新一は、ショートショートの第一人者。

    一昔前。

    エンタメ小説の分野ではSFが隆盛を誇っていて、また、SFというジャンルは、短編との親和性がとても高いため、SF短編はあまたの作家が描くスタンダードでもあった。(そのせいか、SFファンは長編が苦手で、10巻以上続くシリーズもののみならず、上下巻が精一杯、三分冊の時点で嫌気がさす人もいるとか)

    切れ味鋭い短編を書ける作家は力のある作家だとは、今も昔も言われていること。

    では、ショートショートを書く極意とは、なんぞや?

    それを勉強する意味もあって、再読した本書。(小説読めよ……→もちろん持ってますよ、小説も)

    どの作品も、唸らされます。

    『世にも奇妙な物語』じゃないけど、こういった良質なSFは、もっともっと、文化的財産として、テレビや映画などで表現したい、する、という人たちが増えても良さそうなもんなんですけど。

    少なくとも、高校生や中学生で、演劇部をやっている人たちは、既存の脚本を借りて何とかするんじゃなくて、こういうショートショートのネタを利用して、自分たちなりのオリジナル短編を作ると、面白いんじゃないかなあ。

    短編だと、ちょうど規定時間45分いないくらいでキレよく収まるはずですよ。

    文学書いても小説書いても戯曲書いてもお金にはならない世の中ですけどね。

    それでも、センスオブワンダーを持った、SFなり演劇なりに、いつまでも触れていたいものです。

  • 確かこのマンガで志村貴子を知ったんだと思う。奇しくも志村貴子が描いたストーリーが後にイキガミで係争が起きたヤツだった。

  • 面白かった。星新一の小説が読みたくなる本。学級文庫に小説とセットでおきたい。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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