- Amazon.co.jp ・マンガ (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253156202
感想・レビュー・書評
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銀二貫で買われた命の話という表現でいいのかもわからない。
本当にいい話に出会えました。
はじめて読む作家さんでしたが、読んでて風景や状況がイメージしやすい文章で、すぐに入り込めました。
ストーリーも登場人物が、ほぼ根はいい人なので辛いシーンも気持ちよく読み進められます。
何よりいい話でした。 -
ドラマで見た後だったので知ってるエピソードを文で追うといった感じで読みました。
高田郁さんの本、初めて読みましたけど優しいですねー。
心がほんのりあったかくなりました。
ドラマは原作と若干違うとこもありましたがあの作品の空気はほんとに忠実に再現してたのではないでしょうか。
また高田さんの本を読みたくなりました。 -
『銀二貫』読み終えました。
「食の偽装」問題で揺れる今日の世相を憂えて読み始めたわけではなかったのですが、奇しくも、そこには、大坂の商人の真骨頂が描かれていました。
舞台は寒天問屋さん。
「商人が何よりも大事にせなあかんのは、他人さんの自分に対する信用とは違う。暖簾に対する信用なんや。」
すごく心にくるコトバでした。
紹介したい文面はたくさんありますが、そうすると書ききれなくなるので、是非、一度読んでみてください☆
NHKでもドラマ化され、来春放送されるそうですが。。。
また、とても真っ直ぐな想いもそこにはあります。姿形ではなく、愛おしいと想うその気持ちに、とても心をうたれました。
今この刻にこの本に出会えたこと感謝いたします。 -
武士の子ども•松吉が親を殺され、銀二貫で寒天問屋に拾われる。商人として必死に日々勉強し、数年越しの練り羊羹の開発にも成功。ずっと思い続けていた真帆とも結婚出来、ハッピーエンドとなる涙ながらのいい話!
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諦めずに続けることの大切さを思わせてくれる。
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漫画もいいけれど、でも、ぜひ原作の小説を読んでほしい。
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読んで清々しい気持ちになれる小説。
人情あふれる作品でした。
みをつくしもこんないいラストを迎えられるようになることを楽しみにしたいものです。 -
好きな作家の高田郁さんの原作作品で
漫画化も全体的には良いと思うのだけれど・・・
一点だけ難を言えば
江戸時代、身分の違いで髪型は違ったはず。
松吉が、いつまでも武家の子息のような髪型で
描かれるのには違和感を感じる。