- 本 ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253156370
感想・レビュー・書評
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「空気は読むものじゃなくて吸って吐くものだ」
第1話からして、この名言。面白いし、共感できる。にしても元カレがクズすぎる。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラマは見ていた。その感じを思い出しながら読んだ。”空気は読むものじゃなくて吸うものだった”、それに気が付いた凪の思い切った断捨離はいつ見てもすごいと思う。凪ほど便利扱いされる人ってどこにでもいるんだろうか。社会人を何年もやってると断捨離したくなることはあるだろうな。
これまでにちょっとれんげ荘の杏子とつながることがあった。 -
この方の本はほんっといつも心を抉ってきますね…!!
みんなが見ないふりしてる違和感とかほんとは良くない気持ちとか、そういうものに気付くのが上手いのかな。
自分が自分に対して蓋して隠してる「つらいこと」「だめなこと」の箱が気付くと開いちゃってて、いつもちょっと痛い気持ちになる。でもたまにそこに気付きたいから読んでしまうんですよねえ。痛いなあ。心。 -
仕事に、生活に行き詰まって、どさっと大人買い。毎日どこかに溜め込んでいた小さなごまかしを凪ちゃんがいかんいかんとなぎ倒していくのが心地いい。こんな風に自分に素直に生きられるようになれたらいいな、な漫画。
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コナリ先生の作品が大好きな理由は、
誰にでもあるコンプレックスや歪み、ネガティブな感情を丁寧に描きながら、
最後には必ず綺麗な形で昇華させてくれるから。
凪だけでなく、慎二やゴンさん、元同僚に至るまで、
全員がそれぞれのコンプレックスを乗り越えて、
しあわせな結末を迎えてくれるといいなと思います。 -
最新刊まで全部読みました。人間関係の解像度が高すぎる。自分だけの悩みだって思ってたけど、めっちゃ典型だったんか!とわかってスッキリ。自分の中の嫌なところも含めて、人の内心が分かりやすく書かれてる。
恋愛要素もたまに入っててそれ目当てで読んでたので、5年くらい?中断してたのですが、再読し止まれなかった。私の方もだいぶ変わったんでしょうね。 -
これはおもしろい。空気よんでこー。
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空気を読み過ぎてしまうと悩んでいる方にオススメします。私も周りの空気を読み過ぎてしまうところがあるので、とても共感できました。社会の中で「生きにくさ」を感じている人がいたら、何かを得られるマンガだと思います。
主人公の凪は、自己肯定感が低く、他者の言動におびえていて、影で何を言われているかビクビクしながら生きています。だけど、とても魅力的なところがたくさんあるのに、それを自分では感じられていないのが、少し可愛そうだなぁと思います。
でも人って、自分の悪いところばかりに目が行って、良いところが見えてないところってあると思います。そのために、人と比べてしまって、劣等感を抱いてしまうんだと思います。
凪のおかげで「今はわかってないけど、私にも良いところがあるはずだよね」って気づくことができました。
とにかく共感するところがたくさんあって、思いを文章化することができません。もっと文章力を高めたいです。
黒木華さん主演のドラマも、とても良かったです。実写化は好きじゃないなぁっていう方でも、きっと面白いって思えるんじゃないでしょうか。
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【最終レビュー(既読カウントなし)】
コミックレンタルにて既読。
放映前なので、簡潔にネタバレなしで。
〈お暇頂きます!〉
そこまでに流れていくまでの
あらゆるキーワードを通しての過程が展開されている。
『断捨離』
『節約』
『ひとつひとつのささやかな選択』
『なんにもないからこそ…』
『安売りスーパー』
『SNS投稿、嫌気が差した本来の理由』
『凪のオリジナルミルクティレシピ』
といった空気感の中、ここから、本格的に
[彼女の人生リセットライフスタイルの始まり=プロローグ]といったところです。
私自身を含め、誰にでもあること…至って、ありふれてシンプルなん物語。
そこから、どう膨らませながら、物語を展開させていくのか、そこがポイントといった感じです。
と同時に、彼女の図書館通いも描かれているので
『映画;ビブリア古書堂の事件手帖』の要素とも重なっている。
後は、安心して座長(黒木華さん)に委ねるのみです。
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