サチのお寺ごはん 5 (A.L.C.DX)

  • 秋田書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・マンガ (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253159654

感想・レビュー・書評

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  • 考えさせられる、って意味では、故・くりた陸先生の『いただきます~給食のおじさん・三五十一~』に劣ってない、と私は感じているんだが、他の人はどうなんだろうか
    重いってほどではないにしろ、リアリティがある、キャラの感情やストーリーの展開に
    さすがに、この『サチのお寺ごはん』のヒロイン・臼井幸さんのメンタルをボロボロにしたトラブル全てを被った人は皆無だろうが、一つ二つくらいは似たような事がある人がいても不思議じゃない
    彼女が壁にぶつかり、悩んでしまう姿に、自分が重なる漫画読みは、男にもいるだろう
    男が読むべきっつーより、男が読んでも自分の糧に出来る、と表現するのが相応しい食系漫画なのは間違いない
    決して、当人が悪い訳じゃないのに、不運に見舞われる者はいる
    そんな時、不運とどう向き合うか、で人間力が計れるんじゃないだろうか
    この(5)で、一人遊びの才能も乏しい事が判明したサチさんは人間力が高いとは言えないけれど、源導さん達と料理や仏教を通じて交流する事によって、不運を受け止める皿がちょっとずつではあるが、大きくなりつつあるんじゃないだろうか
    それでも、溢れてしまう不運の波に飲まれてしまうサチさん
    仕事を辞める決断を下すまで追い込まれてしまった彼女は、果たして、立ち上がる事が出来るのか
    立つのにも、歩くのにも、人の手を借りるのは恥じゃない。誰も、独りじゃ生きていけないんだから
    そこに、サチさんが確と気付けるのか、その辺りが(6)では楽しみだ
    しっかし、石田の野郎は、ろくでもなさすぎるな。実際、いるんだろうな、フラれた腹いせに、こういう手段に出る奴は
    たとえ、サチさんと親しい間柄じゃなかったとしても、私がこの職場にいたら、サチさんを悪意を持って追い詰める言葉を吐く口を拳で塞いでる
    でも、自分は「正義」と思って行った行動で、逆に、迷惑をかけちゃう事もあるからな、感情的になりすぎず、冷静に石田みたいな奴を会社から追い出す方法を考えるべきだろう
    石田と同じくらい、嫌な奴だなぁ、と感じたのは、源導さんとお見合いをした清川聖子だ。かねもり先生、何気に、名前に厭味を込めてないか
    サチ相手に、ここまで牽制する姿を目の当りにすると、財産目当てなんじゃねぇか、と疑っちまうな
    この台詞を引用に選んだのは、本の虫な人間からすると、心が満たされるので
    書を読むだけが、読書じゃない。時には、周囲の喧騒に耳を傾け、それに眼を通すのも読書だ
    読む際の集中力が上がらない時に、読んだって、中身は入ってこないし、面白さも存分には語れない
    読めない環境の時は、潔く、本を閉じてみるのもアリか

  • 無理にソロ活なんかしなくてもいいのに、みんながなにかを見つけている気がして焦ってしまうのはわかる気がする。「本当に多くの数え切れないご縁の中で私達は生かされているのです」「趣味は決して『やらなければならない』ことではないのですから」今回もすっと染み込んでくる。源導さんのお見合い相手も現れたり、帰省してみようかなと思ってみたり、次は少し動きがあるかな。

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