Black Jack―The best 15stories by Osamu Tezuka (3) (秋田文庫)

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レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253169837

感想・レビュー・書評

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  • 無免許の天才外科医ブラック・ジャックが活躍する医学ドラマ。

    ドクターキリコの登場する「ふたりの黒い医者」を読み返したくなり、秋田文庫の第3巻を入手。

    初めて読んだ頃から、わりと最近まで、どちらかと言えばBJよりキリコ派でした。

    自分は、育った環境もあるのかもしれないけど、死ぬ怖さよりも死にたいときに死ねない怖さや、人さまに迷惑をかけて死ぬ怖さのほうを強く感じている子どもでした。

    だから、キリコが「死にたい死にたいという人間をらくにあの世へ送ってやってるんだ」と言ったとき、気味悪さは感じず、むしろこの医者はある意味で他人の痛みがよくわかっていると好意的に受け止めたんですよね。

    別の巻ですが、「死への1時間」という話ではキリコは「ふざけるな。おれも医者のはしくれだ」・「命が助かるにこしたことはないさ」と言います。

    救える命は救う。殺人狂ではない。死が救いになることを否定しないだけだ。その一本筋が通った姿勢にもひかれていました。

    今になって思えば、キリコにひかれるのも危うい思考だったな、とわかるんですが。

    この漫画を通して、生死について、あるいはさまざまな正義について考えることをこそ、読者は求められているんですね。
    BJのやり方が必ずしも正しいわけではない。だから悩み、苦しむ。「医者は何のためにあるんだ」と。
    切るべきものを切り、つなぐべきものをつなぐ難しさ。取り組むべきは目に見える病気やケガだけではない。どんなに頑張ってもエゴなのかもしれない。だけど… と。
    そういうことを教えてくれる漫画だと思っています。

  • 腹膜炎 移動盲腸と虫垂炎は区別が難しいんだ 神様とやら!あなたは残酷だぞ 医者は何の為にあるんだ ディンゴ エヒノコックス
    真田虫の一種 赤いブツブツ ミューテーション=変異を起こした凶悪な変種だ あんたの息子さんにはとても患者を任せられないね 腎臓じんぞう 駒鳥 つまり親の肺から血液をアンドレイ君の心臓へ直接流す 私のたった一つの取り柄はこの美しさよ若さなのよ 生き物は死ぬ時には自然に死ぬもんだ…それを人間だけが… それでも私は人を治すんだっ自分が生きる為に メキシコの瓢箪人形 研修医 私達は星を動かすようなもんだ お帰りなさい大統領閣下 ピノコ愛してる 腹水 膵臓癌は黄疸が起こるから直ぐ分かるけど膵体部の癌は 一億円 時効 クル病 駅のロッカーから そこに震撼させられたのである 相反する事実を、自嘲という緩衝材抜きにそれぞれ事実のまま受け入れると、どうなるか。分裂した二つの事実の間に横たわるのは、如何ともし難い深淵である。 漠とした寂寥 高村薫

  • タッタとミゲーレが出てきた!手塚作品は一作品だけでなく、読めるだけ読むのが正解だ。

    キリコ初登場。

  • ブラック・ジャックがどんな考え方で、治療にあたるのか、世の中の善悪とどう付き合うか、徐々にわかってきた。そして、あとがきがおもしろい。手塚治虫の読者である各人が、ブラック・ジャックをどう捉えているかが書かれ、なるほど、そんなふうにまとめ、表現できるのかと納得する。漫画の後のお楽しみになっている。

  • 昔に読んだ漫画を読み直しているけど、よく覚えているストーリーやコマと、まったく記憶にないストーリーとコマ。いったい何の違いだろうか。

  • 色んな要素が混じってBJというキャラをより深みあるものに仕立てている。やっぱりこの方の絵はあんまり好みではないけれども、食わず嫌いは駄目だという典型例。必読だったなと思いつつ、次巻へ進みます。
    ちなみにこのマンガってチャンピオンに連載してたのかな?どうでも良いことですがちょっと頭を過った次第。

  • 「二人の黒い医者」。
    ライバルの、ドクター・キリコ登場。

    安楽死推奨派。
    良い主人公には、良いライバルが必要。

  • 全体的には1、2巻と比べて小休止のお話が多かったあとはやはり医療や命と金の関わりについて重点を置いているように思われた 手塚治虫は医療行為というものを一概に尊いものとは考えずに弱点もあるものだと警鐘していたんだろうなあ 医療や医者は神じゃないっていうのを色んな話で主張しているように見える

  • 2016/01/16

    勘当息子/ちぢむ!!/ディンゴ/きみのミスだ!/コマドリと少年/空からきた子ども/B・J入院す/ある女の場合/ふたりの黒い医者/研修医たち/ある老婆の思い出/ピノコ愛してる/執念/奇妙な関係/赤ちゃんのバラード

  • 暖かい深い冷たさ。

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著者プロフィール

手塚治虫(てづか おさむ)
1928年11月3日 - 1989年2月9日
大阪府生まれ、兵庫県宝塚市出身の漫画家、アニメーター、アニメーション監督。その功績から、「漫画の神様」とも評された。1946年デビュー以後、漫画を表現とストーリーでもって魅力的な媒体に仕立てる。『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『どろろ』『ブラック・ジャック』『アドルフに告ぐ』など、世に知られる多くの代表作があり、アニメ化・実写化された作品も数知れない。

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