BLACK JACK (6) (秋田文庫 1-6)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253169868

感想・レビュー・書評

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  • 【再読】
    「人間は動物を さばく権利が あるのかね?」

    今巻は「親子」についての話が多かったように思います。肉親でなくても、家族のように接する人たちも出てきました。医療における家族のテーマというのは、非常に難しいものがありますよね。ブラックジャックも時にはそれらに翻弄されながらも、やはり真剣に向かい合っています。かっこいい!
    あとやたら無免許なことが注目されてもいましたね(笑)。

    (特に好きなお話3つ)
    『報復』
    『ナダレ』←この話を最初に読んだ時の衝撃は今でも覚えてます。ブラックジャック作品の中でも10本の指に入るくらい好きです。
    『身代わり』

  • ナダレのお話は覚えてたかも。

  • あ~~~~体が石みたいになる男の子のエピソードあったな~~~。
    ブラックジャック先生、言われてみれば美しい女性と恋愛フラグめっちゃ立てるだけ立ててたな……今更だけど…。
    ケヤキ太郎が切り倒されちゃうの嫌がるおじいさんの話、めちゃ好きだな…。いい話だね…。

    あと鹿のナダレが人間のお兄ちゃんの婚約者殺しちゃうのはとても……とても手塚治虫みを感じましたね……。

  • 手塚治虫作品の中で、かなり有名な作品。
    一読はしておかねばと思い、読了。

  • 筋肉が骨化する難病の少年の脳を死産した弟の身体に移植したり、ビルの崩落に巻き込まれて瀕死の患者を応急処置としてインスリン大量投与で仮死状態にしたり、未知の生物兵器の被害者をとりあえず離島から連れ出したりと結末が分からない話が目立った気がします。

    逃走中に瀕死の状態になった少年を生き返らせたのに、結局死刑に処すことになる話はやるせない。
    何のために助けたのか?
    「少年なんで…」と警部は言っていたけど、結局裁判ではそんなことより親殺しを非難され、情状酌量される感じもないし、教授が恥を忍んでブラック・ジャックに助けを求めたのも無駄じゃんか。
    なんだったんだ。

    電車の揺れで手術が出来ないと訴えたら、本当に電車をしばらく止めてくれたところは感動しましたが、ブラック・ジャックがお金のことだけ言って去るところが残念でした。
    手術の邪魔をしたヤツは決して許さないというポリシーは語っていたけど…

  • 例のボンカレーのセリフが出てきて一人で「おおっ!!」と思ってしまった。この巻でもBJ先生はやっぱりかっこいい。

  • 「ナダレ」と「報復」はいつ読んでも読後感がキツい。最終話は別ベクトルで恐怖だよね。

  • 私はどうやらあなたにとって疫病神だったようだ 私の顔の皮膚を使って 人工頭蓋 短指症は優性遺伝だ必ず親から伝えられ…五十パーセントの子が親と同じ指になる 法律というものがある!無免許で医者をやるような男は社会から抹殺できるのだぞいくらでも! バンビーノ(坊や) 国鉄からゴッテリ見舞金をふんだくることを考えろ 全身皮膚の汚穢おえ 俺流のやり方で処置するよ 生き延びろよ上陸を祈ってるぜ… 説得・エホバの証人と輸血拒否事件 ところで、B・J自身の血液型は「O型」である。 アッチョンブリケ! 間黒男 1948 昭和22年生まれのビートたけしとは同世代である

  • 権力者たちの自己中心的な発言に、毅然と立ち向かうブラック・ジャックがかっこいい。決して報酬のために働いているのではない。救うために、生きているのだ。

  • 獅子面病にでてくる刑事がきたなすぎる。治らないといわれている自分の息子の病気をブラックジャックに押し付けて、治せなかったら医師として活動できなくさせると脅迫するなんて。しかし、世の中の「地位のある人間」というのは、こういうことを往々にしてしているような気がする。そういう世の中のきたなさを取り上げるからブラックジャックはスカッとするのだろうな。そして、手塚治虫はそういう面もよく見ているなと思う。おそらく人生でひどい目にあったり、そのような理不尽をずっと目の当たりにしてきたのだろうと思う。想像だけどね。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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