どろろ (3) (秋田文庫 1-19)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253169998

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    面白かったが、百鬼丸は完全な体を手に入れずに、物語は終わる。

  • 何故か何度も出会う醍醐景光。
    こう出会うとどろろと百鬼丸は意外と狭い範囲をうろうろしていただけなのかと見えてしまう。
    そして何回出会ってもいい結果が得られない悲哀。
    最後はやっぱり終わった感じがしないなあ。
    この飢餓感が満たされることはあるまい。
    やっぱり苦いわ手塚漫画は。

  • 個人的に好きな手塚治虫作品。
    陰鬱な雰囲気もあるので、好き嫌いはあると思います。
    打ち切り感のある終わり方なのは残念。

  • 20220505

  •  これは手塚治虫の漫画の中でも傑作だと思います。火の鳥もそうだけど、この漫画は理不尽な暴力や支配に対して抗議の姿勢を感じます。

  • 終わり方が急で残念だった。

  • アニメ化に向けて再読。
    二ひきのサメの巻。しらぬいの巻。無情岬の巻。ミドロの巻。どんぶりばらの巻。四化入道の巻。ぬえの巻。
    打ち切りラストだが、確かにこの話には終わりが原理的に存在しない、と荒俣宏いわく。

  • 背中の地図 強情で生一本 逃げ口上 風来坊 鮫の餌 妖怪特有の三白眼 三枚下ろし 声を出して笑える 不知火 富山湾 有明海 一種の蜃気楼現象 検分 野盗 イタチ 十把一絡げ 日本晴れ 唯我独尊 木曽路お館様 尖兵 士官のアテ 骨折り損 粟と稗 虫魚禽獣の精気 女は斬らん 盥に入れて川に流しました 泣き寝入り 欲しがってた刀 完全な身体 四十八体の彫刻をひめた地獄堂 手塚眞まこと オーソドックスな妖怪譚 百鬼夜行 物語後半が多少急ぎ足 持ち合わせた天才性と努力の賜物 同工異曲 両生具有アンドロギュノス 異形のオンパレード まあそんな深読みはやめて 泥棒→どろろ 真偽のほどは分かりません 水木しげる うめず楳図かずお

  • どろろに登場している富樫って、 越中の一向一揆の富樫か〜。最後の最後で気がついた。
    手塚先生にとって、支配層である武士から権力を奪い取って被支配層が自治を行っていたというのは、ある種の理想というか、「シアワセの国」の一つの形だったのかな。

  • もっと読みたかった!

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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