サイボ-グ009 (5) (秋田文庫 5-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253170246

感想・レビュー・書評

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  • 大長編となる009シリーズの誕生編。

    そのプロローグは核戦争間近の現実から流れるように009の舞台に繋がる。当時としては驚くほどのリアリティを与えたのだろう。サイボーグたちが作られた理由も、現実の問題に直結している。
    他にも、世界のあらゆる人種、国籍の者を寄せ集めて作られたゼロゼロナンバーサイボーグたち。その中で唯一、アメリカと日本のハーフである島村ジョー。

    こんな感じで、後々重要になるであろうモチーフや世界観が既に出来上がっている。 にもかかわらず、中身はアクションに次ぐアクションというのが面白い。

  • 初出年不明。ようやく、というか、なぜここでとの疑問を孕みつつも、第一期シリーズの作品へ。各主要登場人物の性格、能力を描きつつ、敵役ブラックゴースト(BG)の闇の一端を見せるのはプロローグに相応しく、また群像劇のお手本となったのも頷ける。爆発描写や格闘描写は、流石に手塚治虫の影響を感じなくは無いが、陰を持つヒーロー像は著者の面目躍如の感。物語としては始まったばかり…。PS.解説にもあるが、石森章太郎作詞の高橋良輔監督版「サイボーグ009」のOPは世界観と登場人物の立ち位置を絶妙に表現するもので秀逸。

  • サイボーグ戦士達が、敵に対して核攻撃をしかけています。
    凄い。
    まあ、サイボーグという考え方そのものが凄いし、そのサイボーグ戦士の能力でも、加速装置というのはとイワン・ウィスキーの超能力というのは、普通、思いつかない。
    イワンが赤ちゃんというのも凄い。超天才、超能力というのは、しかし本当にサイボーグ能力なんだろうか?
    そして、少年院から脱走した少年が主人公。
    敵は、武器商人。

    この人のアイデアは、本当に未来から来たとしかいいようがない。

  • サイボーグたちの生い立ちが駆け足で語られているので、ここから読まないといけない。

  • 『死の商人』

    『サイボーグ研究所』

    『黒い狩人』

    『00ナンバーはモルモット』

    『009誕生』

    『叛乱』

    『10000対10の戦斗』

    『脱出・そしてふたたび』

    『暗殺者たち』

  • ようやっと誕生編に入りサイボーグ009たちがサイボーグ化された経緯が明らかに。文庫版一巻が始まりの説明でないのは、あまりに有名だからでせうか。

  • 佐竹雅昭の解説までしっかり読むべき。

  • なぜこの「誕生編」を1巻に持ってこないのかと小一時間…。
    002の初登場シーンに吹いてしまった(笑)

  • 0010以降辛すぎるだろ

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著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年(昭和一三)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)、『マンガ日本の古典1 古事記』など多数。一九九八年(平成一○)一月死去。

「2022年 『文庫 新装版 マンガ日本の歴史 全27巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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