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Amazon.co.jp ・本 (266ページ) / ISBN・EAN: 9784253171120
感想・レビュー・書評
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少年誌で性を大きな題材として取り扱った画期的作品。愛の本質を描こうとする作品の主題は「火の鳥」や「ブッダ」や「ブラック・ジャック」にも通じており、物語の構成もすばらしく、もっとこの作品は評価されるべきだ~と改めて読んでみて思う次第です。
オムニバス形式で夢と現実が交互に繰り広げられる中、悲劇の連続は悲しい限り。第3章と第5章に登場する渡ひろみの姿は、成人したメルモちゃんそのものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生と死があるがままに描かれている。当たり前のように。それは実は凄いことなのだ。これだけ自然に本質を描ける人など他に知らない。また、本人による後書きでも語られているが、主人公にはかげがあり、その時代にここまで社会問題を抉っていたことに感嘆してしまう。読後には深い余韻が残った。
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