- Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253175562
感想・レビュー・書評
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「七つの海七つの空」の前日譚。本編よりもぐっと歴史風味が増している。スペインの内通者としてイギリス海軍で艦長となり、陰謀により敵を排除していく、悪漢ぶりが実に魅力的。本編主人公の顔出しが蛇足に思える。
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最強の悪役ティリアン・パーシモンに大注目。
(レパントの海戦、無敵艦隊等、世界史も総復習。) -
萩尾せんせいだったらニコラス殺すだろうな。
エロイカに比べるとギャグカットでシリアスなんだけど、陰鬱さがないので楽しく読めました。
ティリアン→据え膳状態まで追い込んで食う
少佐→据え膳をひっくり返してぶち撒ける
みんなちがって みんないい -
ティリアンパーシモン少尉
イギリス海軍の軍人として、誰よりも優秀
で、誰よりも勇敢で強靭、部下の信頼も厚く
後に24歳で海軍大佐まで上り詰める
しかし、スペインのスパイなんです
青池保子先生の描く屈強な男のドラマです!
読みましょう -
猪川さんのご先祖のかぼちゃぱんつの人…らしい?
悪の美学。とことん悪いけどかっこいい。 -
ティリアンがかっこよすぎ
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『七つの海七つの空』のテイリアンの過去話。これは完全に彼が主人公である。彼の生い立ちや、何故彼が七つの海制覇を目標とするようになったのか、ニコラスとの出会いや交流が話の中心。テイリアンは青池作品のヒーローの特徴である『黒髪サド目一族』の先駆けとなった悪役スターでもある。その遺伝子は『アルカサル―王城―』のドン・ペドロや『エロイカ』の少佐へと受け継がれていく。
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これをどーやるってんだ!!誰がやるってんだ!!ドキドキ…
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主人公ティリアンのかっこいいこと!
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イギリス海軍将校のティリアン・パーシモンは、己の野心のため、海に生きる。悪の美学に惚れます、しびれます。悪くたっていい男はいい男なんだよ。