王家の紋章 第52巻 (プリンセスコミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253191180

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  • 「王家の紋章(52)」細川智栄子著、秋田書店、2007.08.15
    p215 ¥410 C9979 (2018.06.12読了)(2008.01.05購入)
    第51巻を読んだのが、2008年ですので、10年ぶりに続きを読み始めたことになります。
    最新刊は、第64巻がもうすぐ発売されるようです。年に1冊か2冊のペースで刊行されているようです。1巻出るたびに追いかけるよりは、時々数巻まとめて読んだ方がいいかな、と思います。
    交易商人・バザルは、キャロルを連れて、ユーフラテス河の河港バルバリソッスの近くに滞在しています。地図は、20,21頁に掲載されています。タドモル(パルミラ)の北の方なので、現在のシリア北部でしょうか。
    キャロルは、高熱で命が危ない状況です。ヤドナナが看病を続けています。
    アッシリアのアルゴン王は、城を崩された復讐のためにキャロルを探しています。バビロニアのラガシュ王は、キャロルの未来予知能力を手に入れようと同じようにキャロルを探しています。
    二人の王は、噂を聞いて、バザルの下に向かっています。その話を聞きつけて、キャロルは、何とか脱出をしようと考えています。そこへ、子ぎつね・パピルが飛び込んできたので、キャロルは自分の髪を少し切ってパピルの首に付け、メンフィスに届けるように命じます。
    メンフィスは、エジプト兵を率いてユーフラテス河周辺でキャロルを探しています。
    アッシリア王・アルゴンがバザルのところにやってきて、宴会をしている間に、キャロルは逃げ出します。崖から縄を伝って降りる途中で、縄が切れて転落したので、大怪我を負ってもおかしくないのですが、…。
    アルゴンが必死になって、逃げたキャロルを探しはじめます。その間に、バビロニア王・ラガシュもバザルの下にやってきて、ラガシュもキャロルを探しはじめます。
    キャロルは、崖下の住民に助けられ、手当てを受けています。その付近を丁度通りかかった商人・ハサンとカレブがキャロルを見つけました。
    キャロルが、かくまわれている家にも、ラガシュがやってきますが、家主の機転で見つからずに済みます。ハサンは、家主に礼をして、ラクダにキャロルを乗せて脱出を図ります。
    ユーフラテス河では、メンフィスとアルゴンが出会い、一戦に及びますが、エジプト兵の多さにアルゴンは撤退せざるを得なくなります。アルゴンは、風上をいいことにエジプト側に火を放ち逃げてゆきます。火をかけられたエジプト側は、火に巻かれて危機的状況です。メンフィスは危機一髪のところで、ユーフラテス河にたどり着きました。
    キャロルたちが、岩屋で休息しているところに、バビロニア王に嫁いでいるアイシスが通りかかりました。
    交易商人・バザルの奴隷番・ブズルもキャロルを探して岩屋にたどり着きました。
    メンフィス、キャロル、アイシスの三人がここで出会いそうな雰囲気ですが、パピルはどうするのでしょうか?

    【あらすじ】
    現代の娘・キャロルは、神秘な力によって三千年の時間を超えて、はるか古代のエジプトへといざなわれた。21世紀の叡知を持っている彼女は、民から〝神の娘〟と慕われる。
    かの地でキャロルは、勇ましく麗しい若き王・メンフィスと愛しあうようになる。そして二人は、弟であるメンフィスに想いをよせるアイシスの執拗な妨害など、さまざまな困難をのりこえ、民たちの熱狂的な祝福のなか、ついに華燭の婚儀をあげた。
    そんな折、メンフィスの弟と詐称するネバメンがテーベの都に現れ、王宮に居座ろうとする。
    さらにある日、キャロルはヒッタイト王国のイズミル王子の密命を受けたルカたちにつれさられてしまう。必死にその跡を追うメンフィス。
    だが、キャロルはナバタイ人に襲われ、族長・イリシュにケガを負わされたうえ、奴隷市場で大金持ちのバザルに売られてしまった。
    キャロルが奴隷にされたという噂は、またたくまに近隣諸国をかけめぐる。
    アッシリア王国のアルゴン王、ヒッタイト王国のイズミル王子、バビロニア王国のラガシュ王とアイシス…キャロルとエジプト王国を狙う者たちがうごめき、古代世界は騒然となる…。
    コミック: 214ページ
    出版社: 秋田書店 (2007/7/13)
    (2018年6月12日・記)

  • メンフィス対アルゴン王。

    メンフィスは珍しく早々にキャロルに近づいているのになかなか逢えない。
    とてももどかしい。

  • バビロニアの王ラガシュ王、アッシリアのアルゴン王が奴隷として売られた大商人のところへキャロルを買おうと訪れる(゜゜;)キャロルは一緒に買われた踊り子の手引きで脱出するが怪我と高熱で思うようにならず(--;)以前に助けたフェネックの子どもが大活躍の予感!(^^)

  • 怪我は膿み、熱にうなされるキャロル
    奴隷商人の手から逃れたのもつかの間、キャロルを探しに出たアルゴン王とメンフィスが出会ってしまい、キャロルの元にはアイシスが・・・!

  • さらわれて→馬引けエエエ→さらわれて→馬引けエエエ→さらわれて→馬引けエエエ→さらわれて→馬引けエエエ→さらわれて→馬引けエエエ

  • 同じことの堂々巡りな恋愛だが、歴史が語られるところに恋愛ありと続いていく。

  • 昔の少女漫画がよみたくなった。ので、とりあえず、ブックオフの100円コーナーで1-4巻をかって読んだみたら、たった4冊でもまわるまわる。。。ということで、5巻〜51巻をずっっとばして、52巻だけ読んでみましたが、ぜんぜん問題ナッシング。ってゆうか、まだ完結しないんかい・・・!!

  • これを読めば雄雄しいエジプト王・メンフィスさまに虜に・・・
    個人的には肉体派のメンフィスさまより、知的で悩ましいイズミル派ですが。
    同じ過ちを繰り返すキャロルは突っ込みどころ満載ですが、宝塚の歴史ロマン好きには絶対おすすめ。

  • 王家の紋章はこれまた由緒正しい少女マンガである。
    これは古くから受け継がれてきた手法。その名も「主人公がもててもてて困っちゃう〜〜〜」!!

    主人公である、白人金髪の麗しい少女キャロルは考古学に傾倒する大富豪の令嬢!
    そんなヒロインがひょん(?)なことから、古代エジプトにタイムスリップしてしまう!!
    そう!これはタイムスリップ×MMK(もててもてて困っちゃう)の方程式で、これにあてはまる作品として他には「天は赤い河のほとり」や「ふしぎ遊戯」がある。

    エジプトのファラオ、メンフィスに見初められ、いやいやながら王妃になったキャロルは人妻になってからもあちこちの王族やらにもてまくる。
    考古学に詳しいキャロルは次々に未来を予言し、奇跡を起こし、ナイルの娘と呼ばれ神格視されるのだ。

    そしてこのマンガの一番偉大なところはこの連載が未だに終っていないところだ。絵柄も全く変化せず、由緒正しいMMKの手法を守り続けている。
    これからも伝統芸能の灯火をともし続けていって欲しい。

  • 兄が好きです

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