日食-大悪女・呂后 (プリンセスコミックス 旅の唄うたいシリーズ 3)

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  • 秋田書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253191760

感想・レビュー・書評

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  • 中国史の中にある女性って、かなりアクが強くてものすごい残酷な悪女のイメージが強いですが、呂后はその筆頭ですね。劉邦が死んだあと、側室の四肢を切り落として厠に飾った話は有名です。(さすがにその絵はなかったですが)

    ただ、呂后の過去の話を知ると、あんなダメダメの劉邦によくここまで仕えられたのか不思議なんだけど、それでも劉邦を愛していたんだなあと、哀しくなりました。早めに劉邦に見切りをつけてたら彼女の人生も変わっていたんでしょうね。

    司馬相如と卓文君の話は、卓文君の前向きな姿勢とラブラブ度が珍しいなあって思っていたら、最後は出世した相如の裏切り。やっぱ、男ってダメだなって思いました。

    各登場人物の話の間に入る夜烏の話もちょっとずつ明らかになっていってそうですが、結局はなんだろうって疑問が。
    こっちも先に進んで欲しいですね。

  • 悪女呂后とバイタリティ派卓文君と趙姉妹の女子編な三巻目。中国史の女性の逸話は大体があまりいい話ではないよな。…の脇でなんかお狐さん達が伏線張り始めましたね。四~五巻で終わるのかな。

  • 長池とも子さん昔から大好きなんですよね~。中華題材漫画といえばこの人って気がするw
    唄うたいシリーズは中国史に登場する人物についての漫画だけど、今回は特に呂后の話が良かった。
    悪女悪人でも最後はそれらにも優しい理由がつけられるので、読後感もいい。
    クセの強い絵柄(そこが好きなのだけど)なので、アレ、これ鬼張じゃね?感は毎回あるよね(笑)

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