黒薔薇アリス (1) (プリンセスコミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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本棚登録 : 740
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253191913

感想・レビュー・書評

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  • 各登場人物の愛の深さに、心が締め付けられる。
    ファンタジーな設定なのに、リアル。
    読んでいて苦しくなりましたが、愛することは美しく尊いと教えてくれる。

  • ふむふむ、美形を描くのが上手だなあ。
    この人のつくるキャラクターって皆ヒステリックで、でも前向きでそのアンバランスさがとってもカワイイ。ヒステリックな人間が魅力的に描かれていると嬉しくなっちゃう。

    だからこそ躁状態のときちょっと不気味だよね、ヒロインの語尾にハートマークついててぞっとする少女マンガというのも貴重である。

  • 古本やさんで5冊500円で売ってたんで、衝動買いです。
    買って正解。面白かった。

    最初は1800年代のウィーン。平民から歌の才能を買われて、侯爵家の庇護の元となったディミトリが、仲良くしていた貴族の息子であるテオの婚約者アニエスカに横恋慕・・・っていう、そっち方面の話かと思ったら、そこから、結構ダークな話になっていって、1巻なのに、テオもアニエスカも死んじゃったのには驚きました。

    それに、口から蜘蛛~~~。蜘蛛嫌いなのに、ぼとぼとと・・・。これは結構怖いです。

    瀕死のアニエスカの魂はなくなったけど、身体だけは生かすことにした、ディミトリですけど、次が2008年の東京になって、いきなり教師の梓と高校生の生島の話になったんで、この展開は何?って思ってたら、ちゃんとディミトリが出て来ました。

    けど、なんか切ないなあ。自分が死ぬか相手が死ぬかを、あの極限状態で選択って、絶対まともな判断なんかできないです。

    梓の魂がアニエスカの身体に入るってシーンは、また虫が出て来て、背中がぞくってしちゃいましたけど、結局、タイトルのアリスっていうのは、何だろう。2巻のお楽しみってなってましたけど、気になります。

  • 評価4にしましたが面白いです。
    面白いんですが、私はもう続き読みません。
    話も凝っているし絵はお上手だし、文句付ける部分は無いのですが
    主人公的ポジション(ディミトリとアニエスカと梓)が可哀想で…
    結末がどうなるのか分かりませんが、大団円のハッピーエンドは
    もうあり得ないな…と思うと読めなくなりました。
    ヴァンパイアモノですが吸血「鬼」では無いので設定がちょっと違います。
    悲恋だったり、報われない感じが大丈夫な方は是非どうぞ!



    あらすじ
    事故に遭い、奇跡的に一命をとりとめた若きテノール歌手・ディミトリ。だがその後、彼の周囲では謎の集団自殺事件が起こりだし……。
    愛と繁殖のヴァンパイア・ロマネスク!!   

  • 全6巻

    表紙でハーレムものかと思いきや、、、

  • 友人から借りたのですが、落丁してた…!

    あまりにも不自然な切れ方に落丁なのか仕様なのか、だって借りるとき友人何も言ってなかったしなぁと悶々と悩んで結局きいてみたところ「珍しいから交換していない」って返ってきてべっくらこきました。いや確かに落ちてるのは最後の数ページ+奥付くらいだろうけれども。

    最初の過去ヨーロッパ舞台のまま行くのかと思っていたらまさかの現代日本物になりました。意外。
    一番のときめきポイントは劇場支配人(と思われる人物)を殴っているときのテオでしょうか。自分のことをドラ息子と言えるドラ息子は好きだよ!救いようの無いドラ息子だとさすがにアレだけど!(わがまま)
    ヒロイン(だよね?)の菊川先生も聡明で素敵。光哉くん見る目あると思うよ!でも落丁してたから二人の馴れ初めがイマイチ分からないよ!orz

  • この著者は女のズルイ部分を描かせたら最強ですね。

  • やっぱりこの作家さんすごいなあと。
    吸血鬼の描き方というか設定が衝撃だった。

    そしてすごく切ない。
    一応終わったけれど2部があるようなことをどこかで見たので、とても楽しみ。
    双子がどうからんでくるのか。

  • ミステリアスな雰囲気で、思った以上に面白い。
    ディミトリの話も梓先生の話も切なくて、この二人がどう絡んでゆくのか続きが読みたい。
    虫がやたらリアルに出てくるのでびっくりした。

  • 第一部全6巻読了。ヴァンパイアものだが、血の代わりに養分を吸う「吸血樹」という独特な設定が面白い。

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著者プロフィール

漫画家。代表作に『失恋ショコラティエ』『脳内ポイズンベリー』。作詞や文章などの創作もあり、多方面で活躍中。

「2015年 『柘榴姫社交倶楽部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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