モッケの神様 1 (プリンセスコミックス)

著者 : はるえるぽん

• 秋田書店 (2007年6月15日発売)

感想・レビュー・書評

[niroさんの感想 · 2021年6月29日]

過去作品は男主人公ばかりだったので、女主人公なのが新鮮。といってもカオルとモッケのW主人公といえるが。

全二巻の作品にしては登場キャラクター数が多い。原因は構成が「新キャラが試練を伴い登場→解決」というパターンになってしまっているから。大げさに言うと、試練の数だけキャラクターがいる状態。
それに、日本の神をベースにしているが設定は独自のものが多いため説明台詞が多くなり、画面がごちゃごちゃした印象。
話の縦軸はカオルの試練ではあるものの、
・物怪神とはなんなのか
・モッケの成すべきこととは
・大黒様や天神様の思惑とは
…など、カオルに関係ないネタを詰め込みすぎている。全二巻で終わってしまったので回収できていないものも多い。

絵は相変わらず描線がシャープで男の子がかっこいい。各神の独自設定も楽しめた。

[JONEYさんの感想 · 2008年5月12日]

同人活動されていた時代から存じ上げております。
『コンプレックス192』以降お姿見かけないわぁと思っていたのですが、今以て活動されているようで何より。
しかし、何が驚いたって、昔からほぼ全くと言って良い程絵柄も話のノリも変わっていない事ですよ。
ある種の奇跡だ。

てか、コレ、続き出てる…の…？