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- Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253211673
感想・レビュー・書評
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1-2巻読了。新シリーズは、前シリーズの一話完結から打って変わって長編もの。ヒューマノイドとして自分の人格を売ってしまった須藤の母がいるのではないか、という希望を元に、ジャーナリストとしてロビジアへ乗り込んだ医者のスドウ。幼少期の母との生活が描かれ、なぜ母が須藤のために自分の人格を売ってしまったのかも描かれる。探索の旅は、時に、冷酷に人の命を奪い、バイクを奪いと、一筋縄ではいかず、時に命を狙われるも、サラハという少女とテディという熊のぬいぐるみ型AIをともに進んでいく。その描かれる世界は、人の代わりになり得るAIの登場、ある国がその助言で政治改革、農業改革を行うも国際的に警戒され自爆、その後、様々な規制が加えられつつもAI研究は進展するも、それは必ずしもユートピアを約束したわけではなく、ロビジアでは人間優先主義者とAI至上主義者が戦争を繰り広げらている、と。AIの発展により、世界がこういう風になる可能性もある、という視点を提示してくれる。/セネカ「人生はもしあなたが使い方を心得れば長い」/
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