キミイロフォ-カス (7) (少年チャンピオン・コミックス)

著者 : 千明太郎

• 秋田書店 (2011年12月8日発売)

感想・レビュー・書評

[ばかいぬさんの感想 · 2012年6月17日]

このマンガを読んでいると、つくづくポートレートはアイドルプロデュースだなぁと感じる（部長の夢がアイドルプロデューサーなのも、そこを踏まえての設定だと思っている）。そしてこの巻は特にプロデュース色が強いものだった。中学生をドＳに目覚めさせ、メガネっこの眼鏡を外させ、女の子にキャラクターを乗せて文化祭を成功させる。並々ならぬ大路のプロデュース力が今回も発揮されるのだ。
やってることは毎巻変わらないのだけれど、やはり覚醒した大路の大胆な要求と強引さは爽快だし、それを恥ずかしながら受け入れて新しい顔を見せる女の子はとても魅力的。何度繰り返されてもいいものだ。僕を含めこのマンガを好きな人はそこに惹かれている部分が大きいと思うし、なくしてほしくないところだ。あとはこのパターンでどこまで押すかだが……。