- Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253220972
感想・レビュー・書評
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コミック
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「ファントムボディ」がいちばん好きかな……。
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印象に残ったエピソード。
以下
ネタバレです!!
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中年も半ばを過ぎたパッとしないヒューマノイド(この作品世界の中ではヒューマノイドは人間と同じように暮らしている)が人生をやり直したいと考えます。
彼はヒューマノイドの医者である主人公を訪ねる。
ヒューマノイドですからAI部分のみを取り出して、子供の状態のロボットにAIを移植して
人生(ヒューマノイド生?)をやり直すということも可能なんですね。
で、医師に言われたとおりにインプラントというプラグを体に差し込むと・・・。
彼は頭の中は大人の状態のまま10歳になっています。
知識や知恵はそのままで周りは
10歳の子供として彼を扱ってくれるわけですから
いろんな意味でやりたい放題です。
で、最初はけっこううまく周りとやっていくこともできるのですが
だんだんと違和感を感じ始めるんですね、
どうにも思ったように楽しくもないし、なにかおかしい。
そしてついに・・・・。
というところで彼は元のさえない中年ヒューマノイドとして目覚める。
どうやら先程までの体験はヴァーチャル・リアリティだったようです。
医師によれば、彼と同じように過去の戻りたいというクライアントには
まずこのVRを体験してもらいそのうえで
本当に過去に戻りたいのかを判断してもうらそうです。
そこで、医師が彼に言う言葉がけっこう強烈なんですね。
「人生をやり直したいんじゃなくて、いつまでも子供でいたかったんじゃないのか?」
ぐぐぐぐ、強烈ですね。 -
人が与える運命に、機械の心が軋む。機械が選んだ未来に人の心が震える。彼らは道具か、友人か……。多様な「知能」に手を差し伸べる人工知能専門医、須堂の物語、全11編。(Amazon紹介より)
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人とヒューマノイドの違いはなんだろう。
昔は人工知能はを有する人工体をアンドロイドと呼んでいたような気がするが、ヒューマノイドとしたのは、スマホOSとの区別なのかな。だとしたらすごいなAndroid。 -
人間、ヒューマノイド、ロボットの三つ巴がとても斬新、今回もとても面白く読めました。やや説教臭いと感じるところも有りますが、それは手塚治虫氏譲りなので良しとします。
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ヒューマノイドの他にロボットも登場し、人、AI、ロボット間に差異が当然ながら発生する。その中で共に生活する社会の関わりから照らし出される答えとは迷路のように入り組んでいて不可思議だ。
プログラムによっていかされるロボット、AIに芽生る燻り張り付くしこり。そのしこりも電脳を治療をすれば消せるし、延命処置を施せば限りなく不死に近ずける万能な身体を有する。然し、そこに生じる取捨選択が人らしさをもってして、人を写す鏡として現れる。
では、そこに表れる感情も、この気持ちも、それは果たして…ただのプログラムなのかそれとも人を写す心か。
それは見つからない。心は不可思議だ。 -
2巻目も良かった。この作品の短編力が非常に素晴らしい。1話1話惹きつけられる。
精巧でないボディの方が妙に愛らしかったり。
人間はどれだけ生きれば満足するのかなぁとか。なんか色々考えてしまいますね。
最初はSF短編で小説にでもすれば良さそうとか思ったけどこの絵柄ってすごくこの内容に合ってるなぁって2巻目にして思った。 -
「運命の人?」「シャロンとブライアン」辺りが好き。
しかし「俺の嫁」のカレンちゃん最高だと思う……