- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253221160
感想・レビュー・書評
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完結。
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これで終わり?中途半端
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医師として暮らしながら闇に売り渡された「母のコピー」を探していた須堂は超AIに導かれ異国の地へ旅立つ。その道は、まだ見ぬ母へと続くのか…。(Amazon紹介より)
人工知能(AI)が進化した近未来の世界でも、人類は何かに悩み、何かを課題として生きている。人類がこの世に存在している限り、悩みが尽きることはないんだなぁと思いました。それが、人類によって作られたAIにも引き継がれているのが皮肉だと思いました。
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学生時代に、サークルの後輩と「人類が究極の進化の果てに求めるものは何か」というテーマで数時間も話したことをふと思い出しました。その時の結論は「死ぬこと」でした。「究極の進化」=「できないことが何もなくなること」であり、一番最後には「死ぬこと」以外すべてのことができるようになるから…と、当時はとりとめもない話をしたなぁ、バカだなぁと思いましたが、世の中にAIが現れ、社会がどんどん進化していった果てには、AIが人間らしさ(=病気になったり老いたりして死ぬこと)を求める時代が来るのかもしれないと思いました。 -
インプラントを埋め込んだギャンブル依存症対策、今生きている世界がバーチャルでないとどうして言い切れるかと懐疑的な青年。どんどんオンラインのグループができていくけど、いつしか動かなくなるコミニュティが積み重なっていく感覚。最後は、主人公の旅立ち。母親の一人を探しに。このシリーズはこれで完結だけど続編も出るとのこと。
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世界観と思想をここまで短編で描き、そして本筋のストーリーが始まる。言わばここまでが本編にして序章。でっかいぞ、この物語。
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表紙から嫌な予感はしたけど最終巻。と思いきや、別雑誌で新シリーズに移行か。良かった良かった。