BEASTARS(13) (少年チャンピオン・コミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253227667

感想・レビュー・書評

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  • 多様性だッ!! 巻末の「ネームの描き方」、《コマ割りや絵作りに行き詰まったら最終的に"自分がペン入れしたい絵"にする》という話なよかった。《20頁内で起きることを3つ箇条書きにする》というのも。

  • お前にとってただのおじいちゃんでいい。
    ゴーシャの愛が深いし可愛らしくて好きだ。

    別れ際にハルちゃんとのことを暴露して、レゴシだけスッキリしているのがちょっと笑ってしまう。
    それにしてもせっかくハルちゃんが来てくれていたのになんてタイミングが悪いのか。
    ハルちゃんもそこで誰をこの女と行けない程度にはレゴシに本気ということなのだろうか。

    一生懸命バイトしているレゴシが可愛い。
    初めてする仕事をするのに丁寧に教えてあげてほしい。質問しすぎると大人は怒るどレゴシは言っているが、理不尽でしかない。

    サグワンさんとの出会いが良い。
    海洋生物が登場するが、設定が色々と面白かった。
    輪廻転生を信じていて食殺という概念も無い。
    食べて食べられて穏やかでいられる。
    自分などは、転生できるとしても今生が惜しいし
    痛みや恐怖を恐ろしく思ってしまうが
    そういったものもないのだろうか。

    セブンさんの視察について行ったレゴシが、
    最近の若い肉食獣は派手なものは好まないというのがなかなか深い意見。
    異種族と仲良くしたいという学生と反対に
    平気で同僚をラムちゃんと呼べるような肉食獣たちが
    派手なものが良いに決まっていると次々需要のない靴を売り出すのが
    人間界でもありがちだなと思ってしまった。
    トイレが使用中だったと嘘をついて戻ってきてくれるところも紳士だし
    一生懸命やってきたセブンさんがレゴシが肉食獣であるだけで
    簡単に謝罪を引き出せることが悔しくなる気持ちもとてもよくわかる。

    戦ってる最中に消毒しようとするゴーシャを見ると、
    レゴシはおじいちゃんに似なんだなとつくづく思う。
    しかしヤフヤはレゴシを巻き込まないで欲しい。

    ニュースで見てすぐに面会に来てくれるルイ先輩最高だ。
    しかも草食ブラックジョークまで考えて。

    正義じゃなくて草食獣が好きなだけ。
    それに対して気づくの遅すぎと言われるとは思わなかった。
    結果救えるなら正義でいいという理屈も好きだ。
    ルイらしいし、前より随分柔らかく、レゴシとの距離も縮まったように感じる。
    レゴシのほっぺたをぷにっとするのが、
    ハルにやっていたのと同じだ。

    草食獣を食べたいんじゃなくコミュニケーションがとりたかっただけ。
    自覚は大事だ。
    なるべく前向きな変態を心がけるという言い方には笑ってしまったが。
    ご褒美でもらったお餅をみんなで分けようとするのがまた良い子だ。
    治安が悪いと聞いていたが、集まったご近所さんたちは
    みんな良い人たちに思える。
    オオワシのライカが
    「一晩のご馳走より日々の衣食住」と言っていたのが
    言葉選びは兎も角説得力がある。
    ヒモというより執事か秘書のような役回りもしてくれるなら養う価値はあると思う。

    レゴシが学校から飛び出してよかったと思えて、良かった。

  • レゴシの世界が広がっていく。
    わくわくする。

  • アパートの住人たちが個性的で面白い!

  • 学校を退学したこと
    たかが
    退学なんだよね
    その世界しか知らなければ
    あまりにも酷いような
    訳のわからないような
    自分が一番のような
    気持ちにもなるけど
    色々な人に出会えば出会うほど
    普通って何かがわからなくなりますよね
    子供の頃って
    学校が全てで
    少し家とその他くらいしかないけど
    社会はもっと広い
    マンションで一緒だとしても
    国も
    世界も
    どんどんと視界を拡げていけば
    何にこだわっていたんだろうと
    そんな気持ちにもなります

  • なぜビースターズと複数形なのか。
    これからも複数形なのか。
    レゴシの視野が広がる。

  • ルイ先輩…好きだ…渾身のギャグが強すぎる
    レゴシも正義感とか言ってるより草食獣大好き変態の方がいいよ

  • レゴシの社会人編が続く第13巻。
    アパートの住人達、独特の生命倫理を持つ海洋生物との出会いを通じてレゴシは少しずつ学んでいく。一方祖父と過去に因縁のある現ビースターのヤフヤはレゴシに興味を持ち。。。
    新たな展開に向けての物語の整理と準備が進む一巻。
    アザラシのサグワンが癒し系不思議オジサンでいい感じ。

  • いいえ_あいつら耳がペタッてた‼︎アレは貴方に生物として服従していた証拠よ あと10°の死角さえ補えば社会を隅々まで見渡すことが出来るのに 最初は肉食のエナジードリンクだとか言って_混ぜた液体を試飲させたり…手口は単純なものです 大義名分にのった途端_こんなに喜んでる 自分の性癖やフェティシズムに突き動かされていただけ…変態男の暴走だったんだ 海の死生観 ネームの描き方 指南書ではなく私個人の覚え書きのようなもの メモは3つの箇条書きに留めておく

  • レゴシは草食フェチ

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著者プロフィール

2016年デビュー。週刊少年チャンピオンで読み切り連作「BEAST COMPLEX」を掲載後、「BEASTARS」連載開始。

「2019年 『BEASTARS 1~10巻BOXセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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