デビルマンG 1 (チャンピオンREDコミックス)

  • 秋田書店
4.00
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253231763

作品紹介・あらすじ

「エヴァンゲリオン」シリーズ、庵野秀明監督激賞!!
 世界が認めるホラーアクションの金字塔を奇才・ 高遠るいが新解釈により
 再構築。未だかつて経験した事のない戦いが始まる!!

 永井豪作品、デビルマンのファンはもちろん、新たな世代に向け目指したのは
 「誰もが知っているのに全く新しいデビルマン」。ぜひご期待ください!!

感想・レビュー・書評

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  • また新たなる『デビルマン』の物語が堪能できるとは!オリジナルファンなら思わずニヤリのキャクターや小ネタが続出、しかもオリジナルをなぞりながらもまさかのアレンジを加え、さすが永井豪原作のネオデビルマン!と納得のゆく出来となっている。ただ、主人公が多少コミカルになっているので、そこは意見が分かれるかも。
    自分はこれ好きですね!!!現在マンガ所持数0冊で快適なのですが、これはしばらく置いといてもいいな。

  • アキラの意識とアモンのそらが完全に同居してる感じぎいいね。。

  • 別解釈ですな

  •  『デビルマン』のリメイクやスピンオフの類は、作者自身による『デビルマン・レディー』はじめかなりに昇るのだと思うが、長編でリメイクに取り組んだのはこれが初めてではないだろうか。

     しかしリメイクといっていいのか、これは。
     太古、神から追放されたデーモン族が人間を宿主とすることで地上に再生するというのはおおむね同じ。不動アキラに取り憑いたアモンが人間的感情に目覚めるというのはアニメ版の設定寄り。もっとも不動明がアモンの力と記憶を手に入れるとともに、性格的にアモンの影響を受ける原作と、アモンが不動アキラの肉体と記憶を手に入れ、性格的にアキラの影響を受ける本作と、実際は大してかわらない。
     ヒロイン牧村美樹は魔鬼邑ミキで、自分が魔女だと思い込んでいる変な子。思い込んでいるだけなのにアモンを召喚してしまう。タイトルの「G」というのは、「グリモワール」、魔術書ないし悪魔を召喚する行為のことをいう。だから、デビルマンを生み出す飛鳥了は登場しない。アキラを宿主としたために十分力を発揮できないアモンだが、呪文によってその力を解放してくれるのがミキ。ミキは守られる存在でありつつも、一緒に戦う存在でもある。それは現代的かも。

     絵のほうも不動アキラはじめ高遠るいが永井豪版キャラを取り込んでいるようなのが多く登場する。「予告編」と題された第0話ではジンメンが登場するが、背中を向けた姿は原作の場面の引用と言っていい。冒頭のアキラとミキの会話などもほとんど引用である。その点ではパロディ的でもあるし、原作へのリスペクトを強く感じる。また、デーモンは豪版をそのまま流用しているものも多く、巧みに原作の雰囲気を取り込みつつ違った話を展開していく。
     永井豪自身が『激マン!』の中で劇中劇として『デビルマン』の場面を再度描いているが、そこで痛々しくも示されているのは、往時のエネルギーが失われていることだ。絵がかわいい高遠るい版は、コマから飛び出していきそうな往時の永井豪のエネルギーを再現しているとは言えないまでも、そのエネルギーはコマの中いっぱいにふくれあがって現在の永井豪よりもはるかに荒々しいものを示す。悪くない。

  • 2014/5

  • 新世紀のデビルマン。
    ミキちゃんがちょっと変な感じ。でも、それも後半の名シーンから来ているようです。

    明は、ほとんどアモンに喰われた感じで、そのあたりは、テレビ版の様でもあります。だけど、時々、マンガの名シーンの再現があって、そこがくすぐられる。

    でも、くすぐられない世代にとっては、どうなんだろう。
    そろそろ、デビルマンも必修の共通教養とはいえなくなってきた気がする。それは、ぼくらの世代からすれば、少し悲しいことだけど。

  • この作者にやらせるとは面白い企画だ

  • 永井豪のタッチをうまく取り込んでいる。続刊も楽しみ。

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著者プロフィール

『デビルマン』のほか『マジンガーZ』『ハレンチ学園』『凄ノ王』『キューティハニー』『激マン』などギャグからSFにまで至る、多彩かつ膨大な作品によって、後続のクリエイターに多大な影響を及ぼし、今なお現役で描き続ける巨匠。多くの作品が映像化されているが、海外でも放送された『マジンガー』シリーズ等々により、外国人のファンも多い。

「2016年 『サイボーグ009 VS デビルマン -BREAKDOWN-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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