シグルイ (11) (チャンピオンREDコミックス)

著者 :
  • 秋田書店
3.83
  • (26)
  • (34)
  • (42)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 415
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253232210

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 凄絶なる仇討試合で片腕を失った藤木源之助。三重とともに黄泉の国へ旅立つ覚悟をもって迎えた運命の日、2人を待っていたのは死よりも残酷な上意であった……。新章・がま剣法編も収録。残酷絵巻第11巻。

    汚名を背負って、再び宿敵に挑む藤木の修羅道、ガマガエルのような男が使うガマ剣法を編み出す過程などを描くがま剣法編の山田風太郎のような伝奇みが、新鮮な11巻。

  • 画策 よう擁する こうし後嗣として寵愛された驕児きょうじ 得体の知れぬ不満 雪千代の介錯は首の皮一枚を残す見事な業前であった きゃつ彼奴は天稟てんぴんの才 上意 こそばゆい 千加さまは…男子おのこ… 屈木頑之助 不憫 その特異な重心により容易に転倒を招いた 家畜以下の生物 兜投げ 可憐なる抗議 舟木流は合戦の武功で成り上がった家故のう 美丈夫 夜這い 巨大な頭部を起点に背と首の筋肉で跳ね上がる天地逆転の斬法! みたか蝦蟇剣法 馬廻役笹原修三郎 権八郎の恐るべき嗅覚は千加の美しい内臓を見透かし未通女であることを看破した 目眩を催す毒臭に権八郎は顔を覆った 相手の得意手は戦う前に奪う!蝦蟇剣法とは合戦の心得なり! 舌を噛み切ることで権八郎は気力を復活せしめた 権八郎の大刀は回転する甲羅のごとき瘡蓋に弾き折られた 幻影肢 流刑小屋 存在しない部位が痛む狂おしいまでのもどかしさ やっぱ半端ねえな藤木源之助 孕石家

  • 藤木・伊良子編は一時小休止。がま剣法編は幕間狂言にしては強烈…

  • 蝦蟇の脳内で独自の世界観が構築されていた

  • がま剣法。熱い。
    なによりも表紙と裏表紙が。いつにも増して。

  • この人は本を売る気があるんだろうか、、、、
    また「も」買いにくい表紙に裏表紙。

    中身は更に凄いからいいんだろうけど。
    蝦蟇剣法編スタート

  • 前門(表紙)の伊良子フルヌード、後門(裏表紙)の藤木割腹はらわた姿。出来ておる。
    買った本屋のお姉さんが、何も言ってないのにわざわざ表紙の隅にヨレがあるからと別の美本と替えてくれたほど(本当)の見事な表紙であった。

    本編は「がま剣法」編中心とあって、ちょっと外伝的、悪く言えば寄り道的な印象。
    どう見ても藤木の第一試合後も描かずに終われない状態だけど、順番として本当に第一試合→ 屈木頑之助の試合と続くんだろうか。それも藤木・伊良子を中心に10巻近く描いてきた構成上なんだか不自然だし、かといって頑之助の試合→回想のように第一試合というのもなんだか変な気がする。
    何か上手い秘策があるのか、それとも自分を追い込む板垣恵介イズムなのか……。

    最初に読んだときは忠長がいきなり検校にキレてるのに「なんで?」と思ったが、あれは凄惨血しぶく仇討試合をなんでお前だけ見にいってんだこのヤローというジェラシーだったのか。なるほど藤木の切腹を止めてまで再試合を申しつけるわけである。
    検校、忠長をキレさせるほど「見てきたように」(文字通り)語りまくったのだろうな。空気の読めない男め。

  • 相変わらず熱い展開。「ガマ剣法」編も面白かった。大分藤木が人間離れしてきたなー……しかし舟木兄弟、オマエらどこまでwww

  • 8/20
    舟木さんちの双子さんは出てくるだけでも笑えるっつーのに妹に性教育とかなにやってんですかwww

  • 武士だからこそ切腹を選び、武士だからこそ死を許されないってテーマは興味深いんだけど……そこはさらっと流して、ほとんどがま剣法の話。いや、一気に読んじゃう面白さはあるんだけど、そっちじゃねえよ的な。

全17件中 1 - 10件を表示

山口貴由の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×