シグルイ 15 (チャンピオンREDコミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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本棚登録 : 418
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784253232258

感想・レビュー・書評

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  •  幾度となく読み返して。作中を通し暴虐の限りを尽くしながらも善悪すら問われない絶対的な暗君・忠長でさえも結局はシステムをより盤石な物とする為の捨て石でしかなかった絶望。人間が個でなく集として扱われる世界。個を重んじ、社会を否定することで自己を肯定しようとした者。個を捨て、士としての理想を追うことで自己を肯定しようとした者。大した理由もなく無様に死ぬ男。子を産むため、性処理のため道具として扱われる女。汚物。差別。不条理。裸体。筋肉。骨。血飛沫。刀。内臓。時にギャグ。時に王道な熱いバトル。それらを描いた漫画『シグルイ』は、どこか切なく儚く美しい物語であった。

  • 再読 
    原作を読んだことだし14と最終15巻だけ再読
    虎眼先生のキャラクタを初めとして部分的には間違いなく面白いのだが
    全体としては失敗作 
    『覚悟のススメ』は上手くまとめていたのに比べて残念
    主人公2人とその因縁に焦点絞って5巻くらいでまとめて欲しかった

  • 完璧な構成力。大傑作。

  • 凛然といま閃く虐げ 隻腕の剣士 饗宴に招かれし あた能わず 裃かみしも 尾張なり紀州なり 自己の存在など刹那に散り行く儚きもの 死桜 春日局 乳母うば 落胤らくいん 灯ともしび 野心を満たす為に昇ってきたのではない…人間に優劣をつける階級社会を否定する為に昇ってきたのだ 斬りたいから斬りに行くそれだけだ 生きることを決意した者の美しさはただ生きる者達を圧倒する 神聖な約束 竜門に挑む鯉の如く 戦う為に生まれたのではない…戦って結ばれる為に生まれたのだ 伊良子清玄は他者に命じられて殺めるという行為に吐き気を催したのだ 何事も皆偽りの世の中に死ぬばかりぞ誠なりける 誘引力 鍔迫り 伊良子清玄は源之助の''誇り''そのものだ 自己の細胞が次々に死滅してゆくかのような嘔吐感 全て奪われた 三重さま 生々しい臨場感が鮮烈 血が通っている 事実性の裏打ちにある 支配者の立場から書かれた歴史 弾圧によって完封したもの 不遜に違いない 慧眼 巨匠にもてなされた炭酸飲料 南條範夫の思想

  • 表紙の気持ちの悪さに引き気味だったが中味は真面目な剣術志向の物語だった。勧善懲悪的な話なのだが、かなりウェットで後味はとても悪い。

  • 2014/8/2再読。

  • 1-15巻一気読み
    絵の描写で最初毛嫌いしたけどこれは読んで正解だった。
    よく分からないけど、練習でこんなに怪我するものなのかって位、皆とんでもない怪我するよなぁ。
    毎日毎日とてつもない鍛錬したのに、1回の戦いで全部パー。
    昔の武士は大変だったんだなぁって思った。

    しかし、最初からラストまで、登場人物みんな報われないよ[涙]

    指二本で刀振れないだろうって思ったが、まあその辺、目をつぶって、、でも話がぶれないってのが一気に読んでてすごい伝わった。

    地位、誇り、名誉、私情、色々が入り交じっていたが、当時の武士はどのような考え、気持ちを持っていたのか、本当にシグルイ登場人物達のような感情を持っていたのか、、、その辺はまだまだ勉強不足。。。

    今回、色々考えさせられた。今後、TVの大河ドラマとか他の時代劇漫画を読む際に自分がどう思うのか、物足りなく感じるのか?
    リアルはどうなのか?
    取り敢えず知り合いに読んでもらおう。

  • 斬りたいから斬りにいく


    痺れる。

    しかし、落とし所はソコになったかー…
    嫌いじゃないけと、何だか物足りないような。

  • 読書会にて
    グロいけどリアルさがイイ!

  • 言葉にならない。立ち読みで読んでしまったことを恥じる。

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著者プロフィール

1908年、東京生まれ。東京帝国大学法学部、同経済学部卒業。満鉄調査部ほかを経て、國學院大學教授となる。『週刊朝日』の懸賞小説に入選。1956年「燈台鬼」で直木賞を受賞。以降、時代小説、歴史小説を執筆。2004年没。

「2019年 『からみ合い 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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