死人の声をきくがよい (2) (チャンピオンREDコミックス)

  • 秋田書店
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253232890

感想・レビュー・書評

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  • "「忘れてたよ この世界は僕の夢…
    主導権は僕の方にあるはずだ
    君は僕の潜在意識に干渉してるだけ…
    本当は大したことない奴なんじゃない?
    ちょうどいいや
    本物の早川さんにも来てもらおう」"[p.131_グーラの函]

    第7話 無邪気な幽霊
    第8話 降神山にツチノコを追え!
    第9話 人形遣い
    第10話 女優の秘密
    第11話 グーラの函
    第12話 白い手
    第13話 雪の日の記憶
    番外編 式野と岸田

    副題それでいいんですか。
    「早川さんがそう言うなら…」の純粋さと素直さがやばい。どうして岸田くんはそこまで早川さんのことを信じるのだろう。描かれた以上に生前でも色々あったのかな。

  • 待望の続刊。主人公も含め、妙に艶っぽい登場人物が多い。1巻第6話ラストの伏線が回収されてないのが気になるな・・・。

  • 危険で怖すぎて、逆に最後は笑えてしまう。岸田は霊感があるだけなので、何も解決されない。
    ちょっと暗くてかわいい少年が、出血したりかわいそうな目に遭ったりするのって、何か変な魅力があるな…
    早川さんはいつものミステリアスなのもいいけど、最後の一話は血が通ってて普通にかわいい姿が見れてよかった!早川が成仏しない理由、出なかったな…

  • 生きていたころの早川さんが出てくる話には、なんと芋虫が!
    どれだけアンモラルな漫画なんだ!よだれー

  • 結局前回の意味深なラストはなんだったんだろうか。それはさておき、会長が相変わらずかわいいです。あの調子ならちょくちょく登場して生き残ってくれそう。

  • 早川会長のウザかわいさ。性悪であまり頭が良くないけどそれが良い

  • ラノベ風に描こうとした作者に萌える。

  • 黒づくめで長髪で頬のこけた日本史に詳しい日枝くん!笑
    怖かったのは後味の悪い「無邪気な幽霊」と、人死にまくりの「人形遣い」。
    笑ったのはツチノコと白い手。
    特に白い手は「死んじゃうから!」で噴き出した。
    萌えたのはグーラ。岸田君はスク水好みか。むっつりだな。
    生前の早川さんも可愛い!

  • 恐ろしいシーンが本当に恐ろしい。
    血が飛びまくり・・・。
    「雪の日の記憶」で、生きている早川さんが良かった!
    西沢くんの執念は怖すぎです。
    紀伊国屋フォレストにてサイン本購入。

  • 一巻よりも、おぞましさがパワーアップしてやがったぜ
    これからの季節、やっぱり、ホラー漫画が売れるだろうが、書店さんにはこの作品をガッツリ推して欲しい
    あくまで、私の中の感覚で分けているんですが、この作品は本格的っつーより、本格派。私の中の“本格的”は理屈抜きで、奥歯がガタガタ鳴っちゃうほどリアルに怖い内容で、本格派は結構、ガッツリ怖いんだけど、中盤やオチでつい、顔を背けて笑いたくなるホラーとコメディのバランスが8:2くらいの内容なんです
    『無邪気な幽霊』
    純粋って事と、人に優しいってのは、とことん別モノ、そんな事実を読み手に突きつけてきます
    悪魔みたいな子供ってのは、本物の悪魔より性質が悪いもんだ
    生まれながらの『悪』は、幽霊になっても『悪』を貫くのか?
    『降神山にツチノコを追え!』
    とことん、トラブルメイカーで自己中心的な会長
    出来る限り、関わりなど持ちたくないのに、何故か、変に気に入られてしまうってのは世の常であるらしい
    自分だけ助かればいい、って欲望がここまで強い女の子も、結構、稀有だ
    何にせよ、ツチノコはオカルトに傾倒している者にとってはロマンの塊なんでしょうね
    『人形遣い』
    人の悪意が人形に乗り移ったのか、それとも、人形の怨念が人を狂奔に至らしめるのか
    禍々しい「ヒヨコが先か、卵が先か」論争だな
    うぐいす先生の描く、惨殺シーンは香りが濃すぎて、思わずクラクラする
    それにしたって、岸田君はモテるなぁ・・・キツすぎる面々で、全く羨ましく感じないが
    『女優の秘密』
    老いれば老いるほど、己の若々しさに執着が強まるのは、男も女も同じだ
    しかし、全体的な容姿への執着が、魔道のそれに手を出すほど強くなるのは、女性の方が多いのじゃないか、と思うのは私だけだろうか?
    吸血鬼の『不死性』は灰になっても健在か・・・・・・
    『グーラの函』
    岸田夫婦の仲は、それほどは悪くないのではないか、と母親の口振りから想像出来る
    冷めた息子だなぁ、と呆れると同時に、サインから父親が息子とは真逆の性格であるのも、同様に想像が容易だ
    しっかし、美麗な面に反して、岸田くんは結構、ムッツリべーすけだなぁ。いやいや、責めている訳じゃない。君ほどの年齢なら、身近なスク水に性的興奮を抱いてしまうのは、ごくごく自然だ・・・まぁ、キャップ込みってのは、ちょっとマニアかな、とは思うが
    この後、グーラは本物の早川さんに「オラオラ」されちゃったんだろうか
    『白い手』
    この門倉先生は、女性の鼻の形に惚れるタイプなのか、鼻が特徴的な形をしてるくらいじゃ愛が揺るがないタイプなのか、他の目的を遂行するためなら多少の欠点に目を瞑れちゃうタイプなのか・・・・・・
    「あなたの所に、私の右手がお邪魔してない?」
    まかり間違っても、されたくない質問だな、これは
    結婚指輪を嵌める左手じゃなく、利き腕と思わしき右手が自由自在に動き回る辺りに、永子の門倉先生への憎愛が読み取れる気がした
    ホルモンは割りと好きな私でも、こんな臓物の大群に擦り寄られたら、ショックで自分の内臓が引っ繰り返るかもしれん
    『雪の日の記憶』
    過去編
    美しすぎて、モテすぎちゃう女の子は大変だ
    妄執的な愛が強すぎたから死に掛けてるのか、死に掛けてるから愛が暴走の一途を辿るのか、これまた陰惨な『雛と卵』論だ
    しかし、この話の中で誰が一等に怖いかって、こんなバカ息子を溺愛できちゃってる母親である
    岸田くんの一番の武器は、戦闘力が低い小動物が持っている、それに近い危険を逸早く感知する能力だろうか
    187pの「ゆうちゃんが死んでる・・・・・・」はゾッとする台詞です、この2巻で最も
    馬鹿は死ななきゃ治らない? 違うね、馬鹿は死んでも治らないのさ
    番外編 『式野と岸田』
    『実は私は』に登場する、みかんの手筋がまだ可愛いものに思えてくるほど、とことん芯まで下衆だな、この女
    しかし、昨今、女性が立場を上げるためには、この手の手腕も必要なんだろう・・・多分
    やっぱり、夏はホラー漫画を読むべきですね

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