死人の声をきくがよい (4) (チャンピオンREDコミックス)

  • 秋田書店
3.83
  • (10)
  • (12)
  • (13)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 119
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253235198

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ホラーとギャグは紙一重とよく聞きますが、この漫画もだんだんギャグに近づいてきたような……。どうでもいいですが、ブクログの表示だと”4 2㎞先まで血の海!!”に見えるので、そりゃやべえなと思ってしまいました。
    早川さんの反応が面白いのでそれも楽しみです。

  • 本格派のホラースプラッタ漫画
    正直なトコ、血に強い自信があった私でも、気が滅入っているタイミングで不用意に読んだら吐きそうになった。血の噴き出し方、体外に出た臓物の生温かさ、パチモノじゃない超常現象の本気の怖さを、リアルじゃなくエグく描いているので、その方面がてんで駄目な人は読まない事をお勧めする
    ただ、この『死人の声をきくがよい』が他の同ジャンルの漫画と違うな、と感じる点は、ところどころで「クスッ」と来てしまうシーンを、読み手の隙を確実に衝くタイミングで入れてくるところだ。恐怖で震えあがっている時に、微かでも笑いが出てしまうと、その後のホラーな要素が更に効いてくる。ストレートで勝負してくると思いきや、出所が見えづらいフックで読み手を仕留めに来る、少し嫌なタイプな漫画家だが、嫌いにはなれないのである、困った事に
    読み切りのユミちゃん奇譚は、本編とは違った人と、人じゃない何かのおぞましさを描いていて、胃の腑が引っ繰り返りそうになりましたね
    どの話も、背筋が下から上に撫でられましたが、個人的に「これは!?」と思ったのは、第26話の『インタビュー・ウィズ・霊道人間』
    あと、何気に色使いも好きだったりします
    しっかし、あれですね、登場シーンは少ないのに、今巻でもやっぱ、式野会長のゲスっぷりは際立っていらっしゃる

  • 前半ちょっと軽めの面白目な話が来たかと思ったら、後半はちょっときつめのホラーだったな。あまり因果なく訪れる不幸って、恐ろしい。生き残っても後の話で死んじゃうこともあるのも怖い。
    岸田は早川さんに結構頼っちゃってるな…だから成仏できないんだよ。江口はかわいそうな目に遭う女の子の方という役になっちゃってるな。式野会長はかなり危険な目にあったし生きぎたない割に、オカルトやめられないのね。魔子の家ってどうなってるんだろ…お金ないのに変な物集める兄…実家に帰らないのか。

  • 幼女早川さん話あり。
    この漫画、怖いというより楽しくて元気になるな!

  • "「早川さん……じゃないな グーラさんだね」
    「久しぶり♡」
    「僕の夢に勝手に入ってこないでよ
    お互い干渉しない約束でしょ」
    「そうも言ってられないのよ
    悪いことは言わないわ
    あの像を すぐに始末しなさい」"[p.60_ヘパロの戦士像]

    第21話 第1回オカルト体験発表会
    第22話 マーダー・マンション
    第23話 ヘパロの戦士像
    第24話 おかえりさんの島
    第25話 死人の通る道
    第26話 インタビュー・ウィズ・霊道人間
    第27話 頭の中の黄泉比良坂
    読み切り ユミちゃん奇譚

    江口さんは可哀想なくらい可哀想な目に会うけど死なない子とみた。
    日枝くんもまた程よい知識と程よい邂逅率と程よい不運。
    蜘蛛の糸ならぬ早川さんの足……早川さんが助けに来たとみれるのも、岸田くんが早川さんを呼んだともとれるのも絶妙。普段が鬱々としている分、岸田くんの表情の変化も良いなぁ。

  • 由緒正しいホラーという感じ。ただその分ちょっとインパクトに欠けるところもあり

    先輩の清々しいまでのゲスッぶりがとても良い

  • あいかわらずホラーという枠は堅守しつつも、恐怖という枠からはみ出る要素がごたまぜになって一言でどうと言えない読後感。少年少女が美しくもすっとぼけたキャラ物としても優良であるとは強調していたい。

  • グロ多めな気がした。

  • 「2km先まで血の海!!」というサブタイトルが素敵。
    どの話も、怖いというか、気味が悪いというか・・・。
    読みきりの「ユミちゃんの忌憚」もぞわぞわする怖さだけど、好き。

  • まあ、例のトマト運輸に関する話が読めて満足

全12件中 1 - 10件を表示

ひよどり祥子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×