ファタモルガーナの館 あなたの瞳を閉ざす物語(1): ボニータ・コミックス (ボニータコミックス)

著者 : 縹けいか

• 秋田書店 (2015年3月6日発売)

感想・レビュー・書評

[manapさんの感想 · 2017年7月12日]

転生を繰り返す少女と、見守り続けるメイド。悲劇が集う館で、彼女たちは何度でも巡り逢う……。「あなた」は気づけば古ぼけた屋敷にいた。目の前には「あなた」を旦那さまと慕う、翡翠の目をしたメイド。彼女は「あなた」に、この屋敷で起きた数々の“悲劇”を見せるという……。“絶望”の西洋浪漫サスペンス、堂々開幕!

視点となる旦那様が記憶喪失ということで、彼と一緒に手探りに物語をたどっていく感じが良かった。
まだ色々謎な事が多いんだけど、ひとまずメイドさんは死なないということだろうか？　あと白い髪の少女も重要人物の様子。
ローズ家の兄妹の話は妹の暴走で大変な感じに。でもブラコンな妹結構好きだったんだけどね。あの絵画に隠された秘密が暴かれるシーンはすごく良かった。なんてこった的な感じで。
半獣の旦那様の話はどうなるかな。

[まんどらごらさんの感想 · 2015年3月6日]

話の筋はゲームと同じですが、異なるエピソードに読む楽しみがありました。

著者プロフィール

『レイトン教授VS逆転裁判』等のゲームデザイン、シナリオを担当。自身を中心とした制作チームによる同人ゲーム「ファタモルガーナの館」で人気を博す。小説はほかにＭＦ文庫Ｊ刊「モーテ」等がある。

「2016年 『ファタモルガーナの館-The house in Fata morgana- あなたの原典に至る物語Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」