きみを死なせないための物語 8 (8) (ボニータコミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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本棚登録 : 97
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253264082

作品紹介・あらすじ

人類が地球に住めなくなった未来。長命な新人類“ネオテニイ”の一員であるアラタ、ターラ、シーザー、ルイの四人組はかつて“緑人症”という奇病をめぐり、ある“喪失”を経験した。16年後、大人へと成長した彼らの現在とは…? そして、きみの“物語(ストーリア)”の幕がついに開く……! その後、契約管理社会の核に触れそうになったアラタは、身に降り注ぐ火の粉を避け、天上人となる選択をする。ダフネー誘拐事件から一週間経過後、京都コクーンで超長距離高校を可能にするエンジン・VASIMRを発見したアラタたちは、4.24光年離れた恒星系「プロキシマ・ケンタウリ」への航行を計画。一方、ジジの本音を聞いたシーザーは、ジジとともに地球に降下する決意し、アラタの計画から離脱を宣言するに至る。各々の想いを胸に、未来への決断をしたネオテニイたちに待ち受ける、衝撃の結末とは…!?

感想・レビュー・書評

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  • なんて途方もなく
    ながい夢なんだろう…

    でも、もしかしたら私たちの起源も
    儚く小さな 少女のカケラなのかも知れないと思うと
    すてき

  • 面白くはあったけど、後半急ぎ足だったのが勿体無い!あと、SFとしては面白いが、ストーリー展開やキャラクターが少し古めかしいのも気になる(特にキャラの特色が出身国準拠って。。。キン肉マンかい!)贅沢かもしれないが、キャラメイクやストーリー展開で読者を驚かせてほしいのら!

  • なんと地球はすでになく、木星の衛星になっているだけだった
    絶望した人類に、アラタたちの旅という名の希望を与える
    ジジは培養液にされ新たな地球の母に

  • 還る故郷はすでにない。でもこれは命を繋ぐ物語。
    長寿も光合成も種を運ぶために必要な変異だった。
    生命は脆く儚く、でも強かなのだ。
    人類は夢を見ながらコクーンに閉じこもり続けるのだろうか?
    おそらく変異体は今後も現れるだろう。
    そして繭を破り、アラタたちを継いで行くのだ。

  • たとえ地球で生まれ育たなくても、人類は地球を焦がれ切望する…。
    二転三転する激動の最終巻。
    恋しさと絶望と夢と愛がずっしり詰まっていてよかった。

  • 完結。壮大で感想はうまくかけないが人に薦めたい

  • 3.8

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著者プロフィール

吟鳥子:漫画家。
2005年、ウィングス(新書館)に掲載された「ある幸福な人の噺」でマンガ家デビュー。2016年から2020年にかけてミステリーボニータ(秋田書店)で発表した「きみを死なせないための物語(ストーリア)」は、「このマンガがすごい!2018」オンナ編の第7位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」の第4位、「2021年 第52回星雲賞」のコミック部門を受賞した。そのほかの作品には、「アンの世界地図~It's a small world~」など。

「2022年 『架カル空ノ音 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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