薔薇王の葬列(3)(プリンセス・コミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784253271837

感想・レビュー・書評

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  • 母親の命令により、父・ヘンリーを連れ戻すため、敵の領地へ侵入したエドワード。
    村で情報を集めるうちに、イングランド王弟リチャードが度々周囲の森を訪れているとの情報を得た。

    森の中で、王弟がいると思しき屋敷を発見し、従者の反対を押し切り玄関口へと近づくエドワード。周囲の様子を伺いつつ木の影へ隠れる。

    と、玄関の扉が開き、中から黒髪の若者――リチャードが姿を現した。


    (リ、リチャード、か…?!
    …間違いない。成長しているが…あいつだ!

    …大人っぽくなったな…。胸は成長していないようだが…。

    やっぱり……可愛いな………)



    駄目だこの王子…早くなんとかしないと…!!



    一応注釈しておくと、エドワードはリチャードを女の子と思っているからそっちの趣味というわけではない。

    ただ!たださ!!

    リチャード可愛いか!!?

    いや笑ったとことか数少ないデレのとこは確かに可愛いけどお前の前じゃ1回も見せてないしつまりお前は外見のみでそうゆってるわけでとなるとどう見てもクールビューティーに属するあの顔を見て「やっぱり……可愛いな………」てお前の目はいったいどれだけラブイズブラインドなのエドワード!!!


    その辺含めて私リチャエドなので誰か私とエドワードのかわいさとかわいそうさについて語ってください。

  • つかの間の平和に訪れるのは、互いの腹の探り合い。女傑が多いのもこの作品の特徴でしょうね。片手にシェイクスピア。もう片手に森護氏の『英国王室史話』が揃っていればさらに楽しく読めるのがうれしい♪

  • 面白くなってきました。
    やっと人物の区別もついてきたし!(遅い…
    リチャードモテますね~。自覚なくて、おいしいです。
    顔だちだけならエドワード(ヘンリー息子)が好きかなぁ。
    バッキンガム公爵もよいです。こちらは性格がとても。

    これからどう転がっていくのか。

  • 主人公は自分は誰にも愛されないと思っているけれど、周囲のネームドキャラは複数が主人公を愛しているのは定番。

    ウォリック伯やエリザベスみたいないろんな人たちのエゴが歴史をままならないものにしている感じはよかった。
    権力争いは楽しい。

  • 王権を保持し続ける事がいかに難しいか考えさせられる。絶対君主制のメリットとデメリットを例示するとそのまま大河ドラマになる。人間の純粋さ、意志の強さが歴史を動かしますね。様々な人がリチャードに惹きつけられるのを、人間の性(性を持つものとしての本能)として描かれているのが面白い。

  • エドワード(長男のほう)は気持ち悪いなぁ……。どうしようもなさすぎて……。
    tぴうかバッキンガムもしかしてリチャードより年下なのか……?後半あんなに背も態度もデカくなるのに…???

  • 面白くなってきた〜、あぁハッピーなヘンリーがどうなったのかで終わるなんて、、でも親世代は交代かな、、。シェイクスピア原案だしキャラもガンガン死にそうだからな、、入れ込まないように読まねば辛くなりそう。

  • シェイクスピアをベースにした薔薇戦争とリチャード3世の物語第3巻。ヘンリー前王とリチャードのエピソードは完全創作だろうな。相変わらず女性陣が怖い(笑)。

  • 2015-2-21

  • 復讐のため王妃の座を狙う女・エリザベスはヨーク家を掻き乱していく。一方、互いの素性を知らないリチャードとヘンリーは特別な夜を過ごすが…!? 狙われるヘンリーの首、そして玉座への一歩を踏み出したリチャード…。愛憎渦巻く中、物語は大きく動き出す…!!

    ヘンリー自由すぎていっそあっちのご家族が哀れに思えてきた。仮にも王様なんですけどね、ちょっとフワフワしすぎてて大丈夫なんだろうかってなる。自分が王であるとかの前に、夫、父としての意識すら皆無なのかこの人。何も知らないリチャードとはお互いに救いになる存在なんだろうけど、端から見ると無責任すぎて反応に困るタイプ。
    無責任といえばリチャードの兄のエドワードも予想外にあっさりとエリザベスの罠に引っかかって転落し始めたな。せっせと頑張っていたウォリックが本当に哀れ。そりゃあ反旗を翻したくもなる。
    一方でヘンリーの息子のエドワードは順調にリチャードに好意を抱いてて、何なんだこの泥沼な感じ。親子でリチャード取り合うとかどんな三角関係なの。息子の父親へのヘイトがMAXなんだけど。

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