- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784254102604
作品紹介・あらすじ
TOEFL iBT満点、二つの博士号(数学、英語教育学)を持つ著者が教える、経験と科学に基づいた「大人の英語学習法」。
感想・レビュー・書評
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学術的な研究をベースとして英語学習についてまとめた本です。
筆者は京都大学で英語を教えており、実際に授業で使っている方法や教材を知ることができます。
ただ単に英語学習方法を紹介するだけでなく、その方法がどういうエビデンスに基づいているのかということが丁寧に書かれているのでよかったです。
また、学習方法についても具体的な教材まで書かれているので、自分の英語学習にも取り入れやすいです。
難点としては、文章が少し読みづらいということです。
特に、第Ⅲ部は興味がなければ読み飛ばしてもいいと思います。
全体としては、英語学習者が読んでおいて損はないと思える一冊でした。 -
多くの「よくいわれている」ことを論文を用いて解説してくれるので、説得力がある。
記憶の特性を説明してくれるので、自分の学習計画も効果的に組めそう。
赤ちゃんの聴覚は約6ヶ月で母語に特化→移民の子どもでも英語力をつけるのに4~7年かかる/「自動性」が流暢さにつながる/宣言知識に得意な時期はない/必要なのは「続ける才能」/writingはやりっぱなしでok/スピーキングでもライティングでも最初の脳波は同じ→相互に好影響を与える/人間は黙読中でも「静かに音読」をしている/話し言葉から読むことは可能でも、逆はできない -
効率よく英語を学習する方法を、論理的に説明した本。すごく納得。
よくある著者の経験にもとづいたおすすめ学習法の手の本とは違う。論理的で納得感ある。
誰かも(バイリンガルニュースのマミ?)も、スピーキングの練習をせずに本を読むだけで英語が話せるわけない、キャッチボールをせずに本だけ読んで野球がうまくなるわけがない、と言っていたが(この喩だけでだいぶ納得だが)、それについても(聞いて話すことの原理も)解説されていた。
スピーキングは時間を取るのが難しいが、この本を機にひとりでしゃべってみたが、楽しいね。 -
著者の熱意に焼き殺されそうだ……
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この本では、英語の学習方法について書いてあります。英語の学習方法についての戦略のこと、結果を出すための学習方法が詳しく書いてあります。この本を一度読んでみて試してみてはどうでしょう。
(匿名希望 外国語学部 外国語)