解析力学2 (朝倉物理学大系)

  • 朝倉書店
3.67
  • (2)
  • (2)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 89
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784254136722

作品紹介・あらすじ

本書は、この30〜40年間になされた解析力学の新しい定式化を、物理学のサイドから、できるだけ広く詳しく、ていねいに展開しようとしたものである。とくに、状態空間・相空間上の力学を、幾何学的な視点からわかりやすく解説することに主眼をおいた。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 解析力学の本格的な教科書として定評があり,2冊目以降として理解を深めるには良い。

    解析力学の1冊目として畑『弱点克服 大学生の解析力学』を用い,さらに微分幾何学や多様体を和達『微分・位相幾何』や松本『多様体の基礎』で学習してきた自分から見ると,パッと見は数式の密度が高く難しく見えるが,意外とテンポ感はよくじっくり読むには適していると感じた。

  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000002987
    学外からのアクセス方法は
    https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#mel
    を参照してください。

  • 20190511 右京図書館

  • 学部3年夏のseminar(松崎)でやった。ある程度読んだ。所有。

    山本義隆の書いた解析力学の教科書,下巻。学部3年の夏休みの自主seminar。

    解析力学と量子力学のつながりが書かれていて,好きだ。また,束縛系の場合の取り扱い(Dirac括弧)については,場の量子論でMaxwell場を量子化(とはいってもLandau gaugeで)したときに必要になったのでこの本で勉強した。場の量子論にある程度目処が立ったらもっかい読もうと思う。

    <a href=http://www.misho-web.com/bookshelf/18>みしょのねこごや - Bookshelf No.18</a>

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

山本義隆(やまもと・よしたか)
1941年、大阪府生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。科学史家、駿台予備学校物理科講師。元東大闘争全学共闘会議代表。

「2022年 『演習詳解 力学 [第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本義隆の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
砂川 重信
朝永 振一郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×