文学:ポスト・ムラカミの日本文学 カルチャー・スタディーズ

著者 :
  • 朝日出版社
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本棚登録 : 58
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255001616

作品紹介・あらすじ

Wムラカミ(村上春樹、村上龍)のめざましい登場から25年。80‐90年代の作家たちは、どんな認識と世界観をつかみとり、伝えているのか。「ポストモダン文学」「渋谷系」「J文学」…、勝手なくくりをはずして読み込んでみれば、おどろくべき文学シーンが見えてくる。日本文学はこんなにも面白い。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    Wムラカミ(村上春樹、村上龍)のめざましい登場から25年。
    80‐90年代の作家たちは、どんな認識と世界観をつかみとり、伝えているのか。
    「ポストモダン文学」「渋谷系」「J文学」…、勝手なくくりをはずして読み込んでみれば、おどろくべき文学シーンが見えてくる。
    日本文学はこんなにも面白い。

    [ 目次 ]
    第1章 村上春樹と村上龍―70年代後半という時代
    第2章 「ポップ文学」と「ポストモダン文学」―80年代文学の迷走
    第3章 渋谷はもう戦場だった―90年代前半の「風景」
    第4章 「J文学」の廃虚を超えて―90年代後半のリアル
    第5章 オンナコドモの共闘は可能か?―21世紀日本文学の行方

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 2002
    1970年代以降の日本文学を俯瞰。

  • 卒論参考文献。

    「二人のムラカミ」以降の日本文学を考える、佐藤可士和が装丁を手がけてるって言うお洒落なサブカル本。

    サブカル本って感じなだけあって、スラスラ読める。
    専門性も低い。

    まぁでもWムラカミ登場の衝撃っぷり、革命っぷり、そしてWムラカミ以降の日本文学を知り、考える入門書にはちょうどいいかも。

    さらに、やっぱり高橋源一郎、阿部和重は日本文学を語る上ではずせないんだなって再確認。

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著者プロフィール

評論家・編集者。1964年、東京生まれ。「シティロード」「ワイアード日本版」「季刊・本とコンピュータ」などの編集部を経て、現在はフリーランス。著書に『ポスト・ムラカミの日本文学』(朝日出版社)、『極西文学論―Westway to the world』(晶文社)、『〈ことば〉の仕事』(原書房)、『再起動(リブート)せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、『失われた娯楽を求めて―極西マンガ論』(駒草出版)など、共編著に『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』(バジリコ)、『グラビア美少女の時代』(集英社新書)、『ブックビジネス2.0―ウェブ時代の新しい本の生態系』(実業之日本社)、『編集進化論―editするのは誰か?』(フィルムアート社)など。

「2020年 『失われた「文学」を求めて【文芸時評編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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