人生って、なに? (こども哲学)

  • 朝日出版社
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本棚登録 : 145
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255003665

感想・レビュー・書評

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  • しあわせのこと、1番のこと、生死のこと、辛さのこと、存在のこと。
    人生について、考えてみる。

    決めつけると、他の意見を受け入れなくなったり、思考がストップしてしまう。

    柔らかく、深く、子どものときから考える姿勢を。

    重松さんの短編。
    しあわせについて、考えてみる。

  • プリミティブな質問に対し、様々な回答を並べ、それに対する反対や疑問の意見も並べる形で進行する。
    輪郭をなぞるように自分自身の答えを見つけだす手助けになってくれる本。

  • 死にたいと思ってもなかなか死ねなくて、死ぬことなんて全然考えたこともないのに突然やってくることがある。生きることの意味ってなんだろう?
    この世の中に人間さえいなければ、地球は平和だったような気もするし。
    そんなことを考えながらも、今日の夕ごはんにはカレーライスが食べたいと思ってたりしてる。なんか変だ。

    • kyoさん
      すごく読んでみたくなりました。
      すごく読んでみたくなりました。
      2011/07/21
  • ぼくたち、なんで生きてるの?
    人生を楽しむため?
    勉強したり、仕事したりするため?
    大人だって、ふと疑問に思う。
    いつか、家族で話し合ってみたいと思います。

  • この「こども哲学」シリーズは大好きです。
    日常ではほとんど気にかけていないことに、ふと立ち止まって考える。そのきっかけを作り、様々な視点でツッコミを入れてくれる、こどもにも読みやすく、おとなにも読み応えのある(考える余韻を残す)本。
    付録の「おまけの話」が秀逸。

  • また子供哲学の本。

    今回は人生について6つの議題です。
    ■しあわせって思うのは、どんな時?
    ■いつか1番になれるかな?
    ■人生って、なんで辛いんだろう?
    ■どうして人間は存在するの?
    ■ぼくたち、なんで生きてるの?
    ■ひとはどうして死ぬの?

    人生の中には頑張っていても挫折する時もあるし
    1番にはなれないかもしれないけれど、
    人生って完璧じゃない
    しかし、なりゆき任せにしないこと
    人生って長いの
    そしてその人生の主役は自分自身なんだってことを
    難しくなく話し合えるでしょう。

    ママがガンで先きに死んでしまっても・・・
    そんな話しができました。

    ママの人生の大半はあなた。
    しかし、ママはあなたの人生のほんの一部
    ママも子供から大人になって悲しみを知り楽しみを知り
    そんな沢山の人生を、ママが死んで辛くても歩いて欲しい
    だって、待ってるから♪
    ママはゆっくり待ってられるから♪
    あなたが生まれてきてくれただけで、生きていてくれるだけで幸せだから♪
    そしていつか、あなたが天国に来た時にママに沢山の人生のひとこまを話してほしい。
    きっと、きっと楽しい天国生活が待っている。

    息子は「泣かないで待っていてね」って言いました|ω・`)プッ♪
    泣かないよ

    ああ、今は本当に幸せなんだと噛み締められました。

  • 紹介:田中 美千代
    この本の中では
    ?幸せって思うのはどんなとき?
    ?いつか一番になれるかな?
    ?人生ってなんで辛いんだろう?
    ?どうして、人間は存在するの?
    ?ぼくたち何で生きてるの?
    ?どうして人は死ぬの?
    と大きく6つの疑問について、書かれていました。
    どれも子供が抱きそうな疑問で、大人はあまり明確に答えることが出来ない疑問だと思います。
    それぞれの疑問に対して、徐々に掘り下げていく形式で、大人の私が読んでも、とても考えさせられる内容でした。
    あまり考えない、普段、普通に思っていることなどを、たまには掘り下げて考えてみるのも面白く、久しぶりに哲学に触れることが出来た本でした。
    小学生のお子さんをもつお母さん方にオススメです。絵と短い文章で、10分もあれば読んでしまうのですが、考え始めると。。

  • 自分の答に「それってホント?」と突っ込まれる。絵本形式でわかりやすいけど、内容は深い。

  • 重松清監修、ってことで読んでみた。絵本侮るべからず。考えさせられます。

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著者プロフィール

哲学の博士で、先生。おとなたちが哲学の研究会をひらくのをてつだったり、こどもたちが自分で哲学できる場をつくったり、みんなが哲学となかよくなれるように、世界中をかけまわってがんばってる。これまでに出した本は、中高生向けのシリーズ「哲学者一年生」(ナタン社)や『おしえて先生!論理学』(スイユ社)、小学生向けのシリーズ「こども哲学」、「哲学のアイデア」、「はんたいことばで考える哲学の本」(いずれもナタン社)、「てつがくえほん」(オートルモン社)、先生たちが読む教科書『話しあいをとおして教
えること』(CRDP社)や『小学校教育における哲学の実践』(セドラップ社)などなど、たくさんあって、ぜんぶあわせると35もの国のコトバに翻訳されている。世界の哲学教育についてユネスコがまとめた報告書『哲学、自由の学校』にも論文を書いてるんだ。

「2019年 『こども哲学 暴力って、なに?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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