夢に迷う脳――夜ごと心はどこへ行く?

  • 朝日出版社
3.56
  • (5)
  • (10)
  • (15)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 143
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255004006

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  頭脳はー空よりも広い
     なぜならー並べてみたならー
     前者にたやすく後者が含まれるでしょうからー
     その上ーあなたまでもー
     
     頭脳は海よりも深いー
     なぜならーその青と青をー比べてみたなら
     前者は後者を吸い込むでしょうからー
     海綿がーバケツをー吸い込むようにー

     頭脳は神様とちょうど重さが同じですー
     なぜならー等分にー計ってみるとー
     もし異るものならー音が音節と異るようにー
     異るでしょうからー

  • 夢日記はおすすめ

  • 4月から読みはじめてようやく読み終わった〜
    これまた池谷さんが翻訳してる脳の本。これは私にはちょっと難しかった。第3章は面白かったけど、前半はう〜んと納得できないところも。
    これだけ夢の分析してるのに、結局最後夢は必要ないものなのか!とちょっとがっくりしたり(笑)
    それでもやっぱり夢は神秘的なのです。
    私も睡眠分析しよう。

  • 心脳状態という概念を用いることの最大の利点は覚醒、睡眠、夢という経験を包括的に扱えること。
    心の状態を変えてみるのだ。そうすれば身体の状態を変えることが可能である。前向きな考え方や生きようとする意志によってがんやその他病気を克服したという。
    夢は精神疾患そのものなのだ。ただし健康な精神疾患。
    うつの人は常につかれていて、眠りたいにも関わらず睡眠を多くとることが自分にとって最大の敵でもあるのだ。
    なぜ心理学、哲学、精神分析は同一の学的な根拠に固執するのだろうか?これらの学問はみな人類の生存の根拠を確信できないでいるから。

  • 夢に好きな人が出てくるとその人が夢を使って会いにきてくれた、と古来の日本では信じられていたという話を聞いたことがあります。それ以来、好きな人が夢に出てくると、「会いにきてくれた!」と本気ではないにしろ、ほんとにそうだとうれしいなー、なんてちょっとウキウキしたものですが、この本はそんなロマンチックを見事に打ち砕いてくれますw
    夢は錯乱状態と同じ。精神疾患を患って見る妄想と変わりない、となると好きな人が出てこようが、めちゃめちゃ怖い夢を見ようがどうってことないですね。でもそんな夢のおかげでバランスがとれているのかも。なかなか面白い本でした。

  • 池谷裕二が監訳

全6件中 1 - 6件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
リーアンダー ケ...
デールカーネギ...
村上 春樹
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×